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常陸小川周辺での約2時間半の撮影を終えたあとは、KR500に乗って再び石岡に戻って来ました。小川~石岡間の区間列車だったのですが、常陸小川発車の時点で乗客は私を含めて2名……。その後、東田中・石岡南台で客を拾って行きましたが、それでも全部合わせて五本の指で足りるほどの乗客数であったことに、鹿島鉄道が抱える困難を見せつけられずにはいられませんでした。昼間でも約30分間隔というのは、この手のローカル線としては破格のサービスであると思うのですが、並行する道路が渋滞気味な中で必ずしも十分な成果を得られていないようです。クルマ王国の根は深い……(-_-)。
それはさておき、石岡で下車後はさっそく許可を得て、石岡機関区構内にてのんびりと撮影を楽しむことにしました。その中でも個人的な最大の目玉は、この日結局出番がなかった「緑の金太郎」キハ431です。
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実は、今回の訪問にあたってはキハ432よりもキハ431が動いているのを期待していました。何故なら、緑の塗装の方がより新緑とマッチするから……(^^)。ところが、この日のキハ431はずっと昼寝をしているだけでしたので、ちょっと期待はずれ (^^;)。
とは言えこの日の天気は、あるときは日が差し、またあるときは薄曇りということで、いろいろな角度からキハ431の姿を眺め回すにはまさにベストな天気でした! これほどローカル私鉄らしい魅力を凝縮した車両を、ゆっくりと自分一人だけで撮影し続けた時間は、本当に滅多に味わえない、この上もなく幸せなひとときでした……(*^_^*)。