東急・みなとみらい線HPの最新ニュースによりますと、東急では武蔵小杉~日吉間の高架化完成と目黒線武蔵小山駅の待避線完成にともない、来る9月下旬からダイヤ改正を行うとのこと。その目玉は、工事区間の徐行運転解除に伴う日中の東横線特急・急行のスピードアップと、目黒線における急行の新設ということになりますが、東横線の所要時間短縮は単に徐行解除だけでなく、足の遅い8000系列を日中の運用から完全に外すことによって実現するようです……。
すでに、リンク頂いているMIYAさんのブログでも、入線したばかりの5159Fが田都線内で試運転している模様がアップされていますが、この他にも『ダイヤ情報』誌などを見ていますと、東横線用5050系の甲種回送がこの先目白押し……(今週もあります)。ここに来て、5050系の新造が非常にハイペースになっており、「ついに8000系の運命はこれまでか」と覚悟してはいたのですが (-_-)、まさにこのダイヤ改正に合わせた甲種回送スケジュールだったようですね……。
もっとも、みなとみらい線HPの記事では「日中の運用車両を高性能車両に統一」と書いてありましたので、ダイヤ改正以後ただちに全ての8000・8090系が離脱するわけでもなさそうです (という希望的観測をしてみたいのですが……)。それでも、全車撤退は時間の問題なのでしょう (ToT;;)。今のところはまだ毎日日中3~4編成が運用に入っている東横線8000系も、これから先は少しずつ減って行くでしょうから、効率的な記録は今月~来月中旬あたりが最後かと思われます (-_-)。
さらに、全車離脱直前になればなるほど、昨年の8007F「伊豆のなつ」運転時のように沿線がパニックになることも十分有り得るでしょう。幼少の頃、ヒマさえあれば自宅の目の前を行き交う新型電車8000系を眺め続け「8000系とともに人生を歩んで来た」と思っている私などは、別れを心から惜しむためにも、人が増え過ぎないうちに主なスポットでの記録を完全に済ませておこう……と思っています (まあだいたいの場所で既に撮っていますが)。
今後の焦点は、どの編成から離脱して行くのか……ということでしょうか。独特のカラーリングが特徴的な「歌舞伎」編成、個人的には大胆すぎて余り感心していなかったのですが (^^;)、間もなく見納めとなると本当に寂しいですね……。