東急・小田急・相鉄・京急といった大手私鉄の昭和40~50年代に製造された抵抗制御・界磁チョッパ車がどんどん姿を消しつつあることは当ブログでもたびたび扱っている通りですが、そういえば京王についても、月に何度か井の頭線を利用しておりますと……むかし数年間毎日のように乗っていたはずの3000系を見かける機会が本当に減ってしまいました。そこで、最近は井の頭線沿線に行くたびに少々時間を割いて、3000系をぼちぼち撮影しております。
まあ、ここ数年来岳南・上毛を訪れますと、自ずと元井の頭線3000系を撮る機会も多く、かつては当たり前過ぎてまず撮ろうとは思わなかった3000系も「なかなかどうしてシブい電車ではないか……」と思うようになって来たのが大きいですね (^^;)。
↑は超定番撮影地・高井戸にて。画面の奥の方を見なければ、まるで単線地方私鉄の朝ラッシュ長編成という雰囲気がしなくもないですね (*^^* ……というのは私だけかも知れませんが)。
いっぽう、井の頭線と言えば渋谷ダイレクト!ということで(もともと井の頭線は小田急の子会社・帝都電鉄であり、下北沢の連絡線で小田急とつながっていましたので、恐らく小田急は「戦時中の大東急への合併さえなければ、小田急の電車を渋谷に直通させることが出来たはずだ……という悔しさを持ち続けているのではと思われます。まあその代わり、京王系のバス路線が神奈中となり、小田急の子会社になっているわけですが ^^;)、バックに渋谷の街並みの一部が見える場所で撮ってみたいと思い、駒場東大前駅東側の踏切を訪れてみました。ここは通過後すぐに踏切が開き、遮断桿がモロにカブってしまいやすいため (T_T) 注意が必要ですね~。
ともあれ、こんな感じで今も活躍する京王3000系ですが、昼間は残存編成の大部分が富士見ヶ丘の車庫に引っ込んでしまい、運用に入っているのは3~4編成だけですから、待っていると本当に「減ったなぁ……」と思います(特に、残り少ない分散冷房車が1本も運用に入っていないことも珍しくありません -_-)。まあ、これだけしか運用に入っていないとしても、所詮短い路線ですので、特に急行運用に入っていればすぐに再び姿を現すわけですが……(^^;)。とりあえず、曇りや雨の日の方が撮影効率は良いでしょうね。これからの季節は沿線の紫陽花とからめたカットを記録してみようかな~と思っています。