周知の通り、半鋼製釣掛車両の老朽化が著しい銚子電鉄は、昨年伊予鉄から800形(もと京王2010系) を譲り受け、デヴューに向けた各種の準備を進めていましたが、このたびついに国土交通省の認可が下りたようで、7月24日にデヴュー関連イベントを行う模様です! 最近はなかば毎日の日課として「いい加減銚子2000形のデヴューはまだかいな……。まさかやっぱり大きく重過ぎるため日常的な営業運転には向かず、野上電鉄が水間500形 (もと南海1201形) を就役させられず悲劇的な最後を迎えたのと同じ轍を踏むなどということはあるまいな……」と思いつつ銚子電鉄公式HPにアクセスしていたのですが (^^;)、ぬををっ!ついに正式発表!ということで、思わず鼻息が荒くなってしまいました (笑)。
というわけで、京王グリーンを纏った2010系の動態保存と言っても過言ではない2000形の運行開始はとても楽しみなことではありますが、同時にそれは、ここ数ヶ月来満身創痍のボディにさよならHMを貼り付けて最後のご奉公を続けて来たデハ701・801の命運があと2週間で尽きることを意味するわけで……。これからしばらくは「鉄」が殺到して大変なことになるのかも知れませんが (-_-;)、旧型車が何とか無事最後の花道を飾れるよう祈りたいものです……。
問題は旧型車の引退後ですが、デハ801は公式HPの車両紹介で「廃車解体予定」ではなく単に「廃車予定」となっていることから、仲ノ町のマスコット(兼・夜間の架線点検車……デハ301と同じような役) として何とか温存されることを改めて期待しています……。
※この記事は9日付とさせて頂きます。