地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

2010初夏の神奈臨散歩 (4) マルタイ甲種

2010-07-10 00:02:00 | 貨物列車 (神奈臨)


 最高に神出鬼没な神奈臨の9201・9202レが去る日曜日に運行され、しかも往路は単機であったのは何故かと申しますと……復路で輸入マルタイの甲種輸送を行ったためでした。『Kreta dan Kuching』さん所収の画像に含まれていた運行のヒントとは要するに、画面の片隅にほんの少々写っていたマルタイの車端部……(^^;
 というわけで、マルタイがDD5516に牽引されて市営埠頭の先端部を出発した後は、この珍編成を待ち構えるべく西群線ヤードへ移動~。西群線ヤード~市営埠頭先端間は、単機ですと所要15分少々ですが (この日の場合)、別に甲種車両がある場合には線路と甲種車両の具合を確認しながらであるためか(埠頭内には一般人立入厳禁につき、あくまで想像)、時速2~3kmの超低速走行で約30分かかります。このため、ちどり公園から西群線ヤードまで結構な距離を徒歩で移動しても、ヤードでの撮影には十分間に合ってしまうという……(笑)。逆に、なかなか9202レが来ないことから、「今日に限ってかなりのスピードで埠頭内を走り、既に川崎貨物駅に行ってしまったのではないか?」と不安になるほどです (^^;;)。



 ともあれ、ヤードの南西にある踏切の点滅が見えますと、いよいよマルタイ甲種が檜舞台=ヤードの本線を堂々行進! 複雑怪奇この上ない化学工場をバックに甲種列車が迫って来る光景は、何度撮ってもやめられません (^O^)。
 その後は荷物一式を担いで猛ダッシュ! 列車は大踏切の手前で踏切スイッチ動作のため必ず一旦停止することから、その間に貴重なマルタイ甲種を追いかけ、大踏切でもう1カット撮影……というわけですが、いやはや、多忙で運動不足ゆえ、そして……初めて千鳥線を訪れた頃と比べて歳をとってしまったため、ハッキリ言って息が切れ切れ……体全体が悲鳴を上げてしまいました (^^;;)。まずは無心&速攻でズーミング・フレーミングし、ひたすら連写しまくったものの、体力・気力に余裕がないためか、結果は超カツカツ……(笑)。
 でもまぁこんな感じで撮るものを撮りましたので、あとは大満足のうちにバスに乗って銀柳街入口で下車し、「天下一《いずま》」店で早めの昼食を満喫♪ その後は京急2000形D急行→相鉄新7000系→小田急5200形という超豪華リレーで帰宅したのでした……。