地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

20m級のフリー私鉄電車を作る (5) 湘南顔

2010-07-12 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 これまで20m級フリーランス車両の製作に関する記事では、出自も形態もバラエティに富んだラインナップを目指すことから「琴電的?」という表題としてきましたが、やっぱり車体の大きさが異なるとどうも琴電的ではないなぁ……という気がしてきましたので、記事の番号はあくまで続番としつつも意味をぼかした表題に改めさせて頂きます (^^;
 それはさておき、この20m級フリーランス車両いじりは、ここしばらく屋根色として用いているタ○ヤのグレイバイオレットが品切れだったため中断していたのですが、今月に入ってヨド○シ○メラの模型素材コーナーに寄ってみたところようやく再生産されており、思わず3缶ほど買い溜め……(笑)。そこで早速、梅雨の止み間を活用して塗装作業を進め、さらにちまちまと色差しや窓貼りを行い、ようやく湘南顔二題が落成しました……(^O^)。正面はマスキングの練習を兼ねて、敢えて面倒な金太郎塗りに挑戦してみたのですが、う~ん、実に良い感じです (*^^*)。腰回りがグリーンということで、今は無き鹿島鉄道のキハ431を思い出さずにはいられません……(屋根回りの塗り分けは異なりますが ^^;)。



 取り敢えずの製作意図および経過は……まぁ御覧になった通りのそのままですので多言を要さないかも知れませんが (笑)、一応備忘録としては以下の通りです。
 (1) クハ86の4扉化車両:関鉄常総線にはかつて、2扉DCを譲り受けて4扉化した車両が存在していましたが、それを電車でやってみたらどうなのか……ということで (戸袋窓をかなり塞いでいますが ^^;;)。最大の困難は、当初切り接ぎをする段階で板を切る位置を間違えたことから……切り接ぎ後の車体が他の20m級車両と比べて大幅に短くなってしまったこと。加えて、技術力の低さのため車体が下垂 (汗)。面倒なのでそのまま完成まで持って行くことも考えたのですが、やはりここは是非他の車両と長さを揃え、少しでも完成度を高めたい……(といっても所詮この程度ですが。笑)。そこで、一旦組んだものを改めてプラのこで切断し (爆)、車体を延長……。不自然な窓無し部分があるのはそのためです (^^;;
 (2) 西武551・601系風車両:西武には余り縁がない私ですが、車両は嫌いではありません(「笑い電車」はちょっと……汗)。そこで、この顔+車体をそのまま活かしたツートンカラーのフリーランス車両を作ってみたくなり、戸袋窓を埋めた他はほとんど小細工せずに完成させました。……が、551・601系を作る場合には、赤電板キットの側面をそのまま使うのではなく、少々短くする必要があったようで……車体がやや長いという結果に (滝汗)。ふつうのGM台車ではアーノルドカプラーの頭が出ませんので、KDタイプ (ロング) を使用、やけに台車だけは豪華な車両という設定としました。
 ……こんな感じで着々とフリー20m車が増えつつあるのは実に愉快なことですが、そういえば……トレーラーばかり作っていることに気がつきました (汗)。というわけで、このシリーズの次回はパンタつきの車両で、しかも流電クモハ52板キット流用品の予定です (^^;