地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

京急2000形・梅雨明けの斜光線に映える

2010-07-28 00:00:00 | 大手民鉄 (京急)


 時の流れは本当に早いもので、京急1000形が感動の「ありがとう運転」及び涙雨降りしきる大師線での定期運行を最後に引退してから1ヶ月が経ちました。敢えて最終運行を見に行かなかった私などは、その後京急を利用するにつけ、未だに「もうしばらく待っていれば1000形がひょっこりとやって来るのではないか」と内心期待しているのですが……そんな思い込みが叶うはずもなく、銀千がますます大手を振って闊歩する光景を見せつけられる今日この頃。
 とはいえ、だからといって打ちひしがれている暇はありません。京急が銀千の増備を打ち切るという話は見あたらない以上、世代が隣接する2000形や800形の廃車がいつ始まってもおかしくなく、とりわけ汎用度が低い2000形は次の廃車候補No.1としか思えません……。というわけで、1000形の引退後はますます、機会を見つけてD急行を撮り貯めたいという思いが募っておりました。そこで昨日、太陽がどんどん傾いて行く時間帯に少々時間が出来たことから、超ド順光となる場所を訪れて2000形の勇姿を記録してみました。



 しかし……あろうことか、20分間隔でしか来ないD急行が、私の訪問時に限って3本連続で2000形ではない車種で来ようとは……(@_@)。しかも、2000形が来ない間にどんどん日が傾いてビルの影が線路にかかり、それを避けるべくホーム上屋に近い位置まで下がってみたところ、やっとやって来た2000形のマスクに蛍光灯が反射してしまいました (号泣)。
 う~~む。昨日の午後3本立て続けにやって来た非2000形D急行はといえば、新1000の8両固定 (こんなに特徴のない編成は来るな!……と。^^;; しかも幕ではなくLEDに当たってしまった……)・600の4+4 (これはこれで良し)。銀千の4+4 (これはこれでまぁまぁ……) といった面々ですが、もしこれらがそれぞれ2000形の運用と切り離された独立の運用であるとすれば、次回以降の京急平日撮り鉄にあたっては、その3本の運用を避けて2000形に注力するようなプランニングを練らなければなりませんなぁ……。まぁ、そんな運用のクセが分かっただけでも、昨日京急で撮り鉄した意味はそれなりにあるのでしょう。
 D急行の8連が来ないとしても、2400番台の4連がそれなりに姿を現してくれれば多少は慰めになりますが、昨日の場合は1時間少々同じ場所で撮り鉄するにつけ、やって来た4連は1本のみ……。よくよく運がなかったことになりますが、それ以上に改正前と比べて日中の2400形4連の運用が減ったような印象もあったりします……(あくまで「印象」ですので悪しからず (^^;;)、