地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

東急恩田通信・秩父7502F組成&銀一色編

2010-10-05 00:00:00 | 大手民鉄 (東急)


 かねてから東急テクノシステムで進められていた8090系の秩父7500系化改造も、とりあえず7502Fの甲種輸送日程が鉄道雑誌で明らかになるなど、ひとまずの佳境を迎えつつあります。通常、甲種輸送で地方私鉄へと旅立って行く車両は、事前に余裕を持って長津田検車区に送られますので、そのスケジュールを考えればそろそろ7502Fとなる3両も「帯貼り→工場本屋に取り込まれて落成検査」という頃合いだろうと思いまして、昨日の午後は仕事が早く終わったため久しぶりに恩田に寄り道してみたところ……ををっ、まさに予想通り! これまでバラバラだった車両が正式に3連を組んでおり、7502Fここに誕生! そして、残る作業は各種表示器を装備して帯を貼るのみとなっているではありませんか!



 秩父帯を貼る前の銀一色まっさらな姿といえば、これまで7001Fを撮影したことがありますが、7500系・7501Fについては結局未撮影でしたので、いや~こうして7502Fで撮影することが出来て本当に嬉しいです♪ 既に帯無し状態の8090系→秩父7500系はテクノ内での改造中にも見られたものですが、いざこうして3連を組んでみると異様に精悍な雰囲気が漂いますね……(*^O^*)。思わずGM板キットで模型化したいという衝動が沸き立って来ます (既にナンバーと秩父社紋が掲げられた状態ですので、立派に超過渡期モデルとして成り立つわけで……^_^;)。
 とはいえ、この銀一色はあくまでかりそめの姿。恐らく一両日中には帯貼り作業が進められるものと思われ、今後再びこの姿を拝むことが出来るとすれば、7503F以降の編成が落成を控えたその都度の1~2日程度でしょうか。う~む、何ともダンディーでアブナイ魅力が香り立つ激レア編成美シーンであります……。
 ちなみに、7503Fになると思われる車両はまだテクノ側で最後の追い込み中。クハ7703になると思われるクハ8086はナンバーが古いまま残っています。7502Fが恩田から旅立つのを待ってテクノ側から工場本屋側に移されるのでしょうか? いっぽう、恩田には新たに8093Fが入場しており、やはりバラされて秩父向け改造を受けることになるのか、それとも5連で入場し大井町線に復帰するのか、当面目が離せない状況が続きそうです(昨日の時点ではまだ5連)。