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雨が降りそぼった一昨日、中国鉄の宴に参加させて頂く前にまず日比谷のヲタ祭りに参戦したのですが、代々木上原で待っていたのはE233-2000のトップナンバー……。初めて乗りましたが、まんまOER4000ではないですか、こりゃ……。まだタマ数が少ないはずのこの車両に当たったのはこの日の不運の予兆だったのでしょうか、日比谷ではその後阪急阪神の鉄コレをゲットするまで3時間半も雨の中並びましたとさ……。まぁメトロ6000系が来ても同じ運命だったのかも知れませんが、事前の気合いの入り方が違います (苦笑)。
というわけで、のっけから脱線で恐縮ですが、千代田線つながりでメトロ6000系を (^^;)。これまでメトロ6000系は本線10連の撮影成果をアップしてみましたが、メトロ6000系といえば、北綾瀬支線にて未だどっこい現役を続けている6000系ハイフン編成の存在も忘れるわけには行かないでしょう。この編成は周知の通り、さまざまな試作要素をてんこ盛りにして登場したのち各種試験を重ね、功成ってからはメトロ5000系と同じ抵抗制御に改造されて北綾瀬支線のヌシとなっています。
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したがって、ハイフン編成の下回りは実質的に5000系の延長線上にあり、とくに独自なものはないのかも知れませんが、やはり何と言っても車体は濃いぃ……。とくに、6000系の量産編成と比べて余りにも一目瞭然な点として、屋根形状の違いや低さ、貫通扉やアンチクライマーの形状、張り上げ屋根っぽい処理、そして座席仕切りや貫通路に見られるキノコ・デザインの違いなどが挙げられるでしょうか。
もっとも、キノコ状貫通路は他の多くの編成と同じく埋められ、一般的な妻面と貫通路に改造されているなど、貴重な姿の一部が失われたことは否めません。それでも、斜め方向のラインを強調した座席仕切りの形状は現存し、未だに40年以上前の「未来的」かつ「ワルな (?)」デザイン感覚を伝えているような……(^_^)。
非常に遺憾なのは、そんな6000系ハイフン編成を撮ろうと思っても、綾瀬検車区で撮影会などが行われない限り、キレイな編成写真をフツーに撮影できるスポットが存在しないこと……。超望遠レンズさえあれば、1枚目のような微妙過ぎるカットを撮影することも出来ますが、大胆にトリミングをしていることを申し添えます。そもそもピント合わせが地獄過ぎ……(滝汗)。
ともあれ6000系ハイフン編成は今後、果たして05系の余剰車などによって置き換えられるのか、それとも営団・メトロ史上記念すべき車両としてこのまま事実上の動態保存が続くのか、秘かに注目すべき状況が続きそうですね……(まぁこの3両がインドネシアに行くことは考えられないのですが ^^; →引退後は多分保存?)。