
小田急は去る4月末に今年度の設備投資計画を発表しましたが、車両置換の波は5000形の全廃によって一段落し、新4000形が申し訳程度に新造されるとか。いっぽう、8000形4連3本がリニューアルされるとありますが、確かこれによって8000形の幕車が消滅するのではないか?という危惧にとらわれております (-_-;)。もう少々あったっけ……という曖昧な記憶もなくもないのですが、何はともあれ来年の今頃には通勤車における塗装ボディと幕の組み合わせは完全に(orほとんど)見られなくなるわけで、このことは今春の小田急顔消滅に次ぐもう一つの小田急通勤車の歴史的節目になるのではないかと愚考します。

というわけで、今のうちに少しでも撮り貯めたい8000形幕車ですが、一昨日は最高にラッキーな出会いがありました♪ 横浜でiPhoneを購入して帰宅するついでに、梅雨入り前の見頃を迎えた大金鶏菊(日本国外からワイルドフラワー用として持ち込まれて以来急増中の、華やかで非常に生命力が強い花。勝手に増えるのは仕方ないとして、数年前に特定外来生物に指定されて以来、故意に栽培すると懲役刑も有り得る刑法犯となります)と小田急の組み合わせを撮ろうかと思い、目を付けておいた沿線某所に繰り出したところ……何とカメラを構えて1発目で8060Fの快速急行登場!! (*^^*) う~む、運が良すぎます♪
もちろん、その後すぐにもう1本8000形の幕車が来るなどという超宝くじモノの展開があろうはずもなく、10数分後にやってきた10連急行は更新後の8000形10連。とはいえ、最近の更新車のLEDは非常に見映えが良く、1/500秒程度のシャッタースピードでも表示が切れ切れになりませんので、まぁ良しとしましょう。
それにしても、昔は個人的に8000形といえば小田急顔車を撮る際の試し撮り用として申し訳程度にシャッターを切るのみでしたが、小田急顔が激減、そして引退を迎えてからは、塗装車両ということでどうしても注目せずにはいられないですね (^_^)。というわけで、じきにマイクロから発売となるブランドマーク付き8000形模型も、発表直後に予約を入れた私でありました……(笑)。