205系の車体に小田急2220形のマスクを接着するというムリヤリ感も甚だしい思いつきで製作を始めた超妄想・社会主義日本標準型エレクトリーチカ……とりあえず前回アップした程度まで車体をいじくり回してイメージが形になって来ますと、そこから先の完成態を一刻も早く見てみたいと気がはやってしまうものです (笑)。実際、過去散々積み重ねて来た切り接ぎ工作やフリーランス工作の経験から申しますと、後は塗るだけという段階に達していさえすれば、もう8割方完成したも同然という気がしています (そんなことない……かも知れませんが、とにかく素組みと比較して圧倒的に車体いじり工作の量が多いのは否めないのが正直なところです)。
そこで、いそいそとマスキングに勤しんで、お約束通りにタミヤの日本海軍暗緑色をブワーッとな (爆)。帝国主義と保守反動に抵抗する革命的人民大衆の輸送手段にそのような色を使うとは何事か!自己批判せよ!と糾弾されそうですが (笑)。そして窓下の太いリブにGM東武セイジクリームを塗りますと、をををををっ!強烈に計画経済エレクトリーチカ臭が漂って来ました♪
その後は窓廻りの色差しを実施。側面窓にフラットアルミを塗ったのは……本当は鋼製ながら、資本主義西日本に対する秘かな対抗意識のあらわれという設定です (笑)。そしてインレタ貼り……東西分裂により資本主義西日本とは全く別の国営鉄道が設立されてからの車両ということで、戦前の帝国日本製20m級電車を全て50台の形式に集約・改番し、社会主義東日本がコメコン経済と一体化して大きく発展を始めてからの新型車・60系電車(マスクはこの電車と同じで、片開き4扉)の後継として1960年代以後延々と大量製造された61系電車と命名しました (爆)。具体的な形式名は2ケタではなく3ケタで、上2ケタは大まかな系列名、下1ケタは系列におけるバージョン順を示す……という、これまた資本主義日本とは全く異なるルールを妄想設定しまして、この車両は「クモハ611 (クモハ61形の第一世代)+車番」という呼称としております (^_^;;;;)。下回りは、「強力なのは良いことだ。技術で打倒!資本主義西日本!」という盲目的なスローガンのもと、可能な限り大出力のハイスペックを追求した……ということで、手許にあるGM東武6050系のゴツい床下パーツをつけてみましたが、まぁ単に個人的な趣味で「抵抗器ズラ~リ」を演出してみたいというだけに過ぎません (笑)。台車も堅牢なゴツさを追求しDT20を採用……というわけで、自ずと釣掛式電車です (^^;;)。
とまぁこんな感じで、仕上げに貫通幌をくっつけたところ……やはり南海的雰囲気は否定できません (滝汗)。コンビを組むクハには貫通幌をつけない予定ですので、こちらは前パンでないことと相俟って、一層社会主義エレクトリーチカっぽくなる……予定です (^^;;)。他にも中間車も用意しますが、いや~大変だ (笑)。