地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

梅雨ときどき東武 (2) 変わりゆく10030系

2012-06-26 00:00:00 | 大手民鉄 (東武)


 先日開業から一ヶ月を迎えた東京スカイツリーの累計入場者数は500万人をはるかに超えているそうで……まさに化け物集客施設参上!の観がありますね~。一昨日も休日出勤で田都~半蔵門線を利用したところ、従来でしたら中央林間から渋谷に着けば一気に車内が空いてしまうのが休日の半蔵門線の常でしたが、今や渋谷で乗って来る客も結構おり、永田町、九段下、大手町と進んでも椅子がスカスカになることはないという……。その多くの客は家族連れやカップルなどで、誰もがみなスカイツリーへ向かうのではないか?という勢いです。
 そんなこんなで東武にとってはウハウハなのだろうと想像されますが、スカイツリーについて報道される際に「運営会社によると」というフレーズが目立ち、東武が建設したことについては全然触れられる機会が少ないのは何故……(汗)。



 というわけで、東武こそスカイツリーの立役者なり!ということを強調するためもあってか、いつの間にか東武を象徴するものが古き良き社紋から「手裏剣マーク」の新CIロゴへと移行していますが、最近新CIロゴを採用した小田急や相鉄などと全く同じく、所属車両に掲げられた社紋を消して「手裏剣マーク」を貼る作業が進行しています (汗)。田都に直通する50050系や30000系では未だ見かけないだけに……余計にオドロキを隠せなかったですね……(^^;)。まぁ、50050系の社紋描き換えはオレンジ色のラッピング全体を剥がすことになり、相当の費用と手間がかかることになりそうですので、単に狭い面積の社紋を剥がして「手裏剣マーク」を貼るだけならばはるかにやりやすいと言えばその通りなのでしょう。
 ともあれ、10000系列と社紋の組み合わせを撮るなら今のうちという感じですが、いっぽうで伊勢崎・日光線系統ではコルゲート10000系のリニューアルがほぼ終了したようで、今や10030系すらリニューアルの対象になっていることに大いなるオドロキを隠せません (汗)。今後は10000系列の幕が消えようとしている……ということで、極めてありふれた、珍しくも何ともなかったシーンでも忘れずに記録を重ねなければと思った次第です。