地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

西武レッドアロー・クラシックを撮る

2012-06-07 00:00:00 | 都市民鉄 (首都圏)


 秩父つながりで (?)、西武レッドアローの今をときめくスターである「レッドアロー・クラシック」をアップしてみましょう~。
 昨年末、秩父観光の振興という以上に来年のNRA登場20周年を視野に入れて、初代レッドアロー5000系の塗装及び正面装飾帯を纏った10005編成がレッドアロー・クラシックを名乗って出現した当初、個人的には「正面が直線的にまとめられた5000系のデザインを、丸みを帯びた10000系に施すのはどうもムリがあるのではないか? とくに銀色の横ストライプ装飾がふっくらと丸みを帯びているのがどうもイメージと違う」と思ったものです。というわけで、側面の雰囲気には好ましく懐かしいものを感じながらも、どうもイマイチ触手が動かないままに約半年が過ぎ去っていたのでした (汗)。



 しかし……そんなレッドアロー・クラシックも、ふとした偶然の出会いから急に気になるアイツに大変貌 (笑)。先週、既にアップした池袋線最後の西武新101系運用を撮るべく、沿線での仕事の終了後踏切まで歩いて行ったところ、新101系が所沢方から姿を現す前……と申しますか踏切に着いてから僅か数分後(2本目)にやって来たのが何とこの編成だったのでした!! 踏切と線路の位置関係ゆえに、池袋行が前照灯を照らして迫って来るシーンは思い切りケツが消えてボツとなったのですが、後追いは住宅街の鮮やかな緑と初代レッドアロー塗装が絶妙にマッチして良い感じです♪ と申しますか……NRAのグレー主体の色は少々暗いな、という印象がありますので、観光特急としての特急秩父、そして西武レッドアロー全体を支援するのであれば、全部の編成をこの色に変更すれば良いのに……と思わなくもありません。撮影直前までは大して興味が無く、頭の中からスルッと抜け落ちていたはずのレッドアロー・クラシックですが、一瞬にして「うおおおおお!」とハマッてしまったのは、やはり幼い頃図鑑で親しみ、かつ10代の頃の秩父遠征の帰りにも乗ったレッドアローのこの色が目の前に現れたからでしょうか。
 ちなみにこの編成、いずれマイクロから模型化されますが……5000系やNRA標準色の模型も持っていないのにイキナリこれに手を出すかどうか未定です (汗)。