
長年東急の裏方として活躍してきたデヤ7200・7290が、去る2月26日に事業用車としては異例すぎるさよなら運転を行い、その後少々の出番で活躍したのを最後に引退してはや約4ヶ月……。新デヤ (まだ走行シーンを一度も撮っていない……まぁ焦る必要は全くないのですが) の活躍開始とともに長らく長津田検車区の片隅で眠りについていた旧デヤ2両ですが、先日ついに恩田に回送されたとのことで、仕事が早く終わったついでにその様子を眺めて参りました。

旧デヤが留置されているのは、かつてED301が稼働しなくなって以来長らく放置されていたのと同じ正門脇。部外者にとっては何という撮りにくい位置……ということで、1枚目の画像はすっかり夏草に覆われ蚊も乱舞する (滝汗) 恩田川脇のスペースから超望遠+超トリミングで、2枚目の画像は正門前の公道から撮影しております。旧デヤが果たして保存か、それとも解体か……現時点では全く見当もつかない中、下回りに余計なものがかかって決して好ましいとは言えないカットではありますが、これでも旧デヤの最後の風景として記録にはなり、記録しないよりはマシだろうと思い、何とか撮影した次第です。
出来れば、かつての恩田入換車軍団が完全に消えるのを前にして、一時高台から見やすい位置に並べられたのと同様、何とか撮りやすい位置に移動しないものか?と思うのですが、もし「恩田の入換車になってくれ!」という妄想が正夢になるとしたらその必要性はないわけで……(^^;)。まぁともあれ現時点では何とも判断つきかねますが、なるべく良い方向で旧デヤの今後が決まることを祈るばかりです。長い間の活躍本当にお疲れさまでした……。