川崎大師参拝ついでに京急大師線を撮影したとなれば、小島新田駅の目の前に生息するかなりんのDLを訪ねたくなるというのが人情です (んなこたぁない? ^^;)。思い出してもみれば最近は多忙のため、かなりんも大分御無沙汰ですし……。そこでまずは、11時過ぎに塩浜を出発する浮島線の返空タキ列車を撮影しようとしたところ……ウヤ (号泣)。石油繁忙期であるはずなのに一体何故……(-_-;)。
というわけで一旦大師線に乗って川崎駅界隈に引き上げ、「天下一いずま」店で腹ごしらえしたのち、今度は川崎市バスで千鳥町へ! すると……酸化エチレン用タンクコンテナを載せたコキ200・1車が留置されており、やがて荷役設備の奥から関係者が出て来ました。やった!これで単203レは少なくともウヤではない!♪ そこで「あわよくば昼便=単203レでもコキ200を連れてきてくれないものか。そうならば複雑な入換を久しぶりに激写しまくりなのだが……」と期待したものの、あらら残念。現れたDD55 16はフツーに単機で、直接コキ200の塩浜寄りにガチャンと連結してさっさと帰って行ってしまいましたとさ (汗)。
それでも、少なくともウヤではなかったことこそ目出度けれ♪ わざわざ往復のバス代400円をかけて訪れても西群線ヤードはすっからかんという事態も珍しくありませんし、コキ200が留置されていてもお迎えの単203レは来ないという腰砕けな事態も有り得ます。勿論、ウヤが怖ければ臨海鉄道撮影などするべきではありませんが、やはり初詣ついでの撮影である以上、せめて単機であっても幸先良く撮影したいわけで……(^^;)。そんな願望が取り敢えず満たされ、しかもド順光で撮影出来ましたので、何となく今年は個人的にかなりんとの相性も悪くないかな?とプチ期待を抱いているところです。そもそも今回は、撮影しそびれてしまったものの、小島新田=塩浜界隈で非常に美味しい展開を目にしてしまいましたので (謎)、自ずとかなりんに回数を増やしたい気分であります♪
そんなかなりん、今年は川崎界隈の専用線を再編成して正式にかなりんとして開業して以来半世紀の節目を迎えるとのこと! 様々な工場に線路が張り巡らされ、膨大な量の車扱貨物が運行され、まさにかなりん開業の重要な契機でもあった半世紀前の京浜工業地帯の活気は、今や産業構造の転換によって面影薄れ、かなりんの貨物輸送もトラック輸送の拡大 (とくに川崎貨物駅へのコンテナ持ち込みの一般化) や石油を除くJR車扱貨物列車の消滅により激変してしまいましたが、今後も何とか活路を切り開いて行くことを一ファンとして願いたいものです。
そして出来れば……千鳥線貨物列車の運行時間変更を希望します。昔の「午前10時頃・午後3時頃」というのは、早起きが不要という点でも、あるいは千鳥東線への入線を撮る上でも一番都合が良かったのですが……。