地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

近江鉄道ミュージアム2010 (3) 500系

2013-01-28 00:00:00 | 保存・園内・特殊車両


 かつての近江鉄道の主力であった500形は、保存車も状態が悪いために解体されて残り1両しかないのみならず、保育園児の遊び場として変にいろいろベタベタ貼られていますので、思わず「えぇぇぇ……」という溜め息しか出ず、何のかの言って撮るのを忘れてしまったわけですが、そういえば2010年にミュージアム開館日を狙って訪れた際に、まだ編成として健在であった501Fと506Fを激写し、しかもアップし忘れている……ということを思い出しました (滝汗)。というわけで、今さらながらせめてもの追憶としてアップしておきます。1枚目画面右側に、撮影用お立ち台の柵が写り込んでしまっているのは、まぁ仕方がないということで……。



 むしろ、このときは何と言っても爽やかな青空に恵まれ、銀の飾り帯も凛々しい山吹色の車体とのコントラストが実に見事であったのを、つい昨日のことのように思い出しますね……(*^^*)。個人的にこの電車は、80年代の半鋼製釣掛式電車大好き少年だった頃は見向きもしなかったのですが (滝汗)、鉄活動に復帰した12~3年前に初めて乗って撮り、その壮絶な釣掛サウンド、及びどことなく小田急テイストも感じられる彦根工場自作ボディの素朴な味わいに激しく感動したのを覚えています。しかし、初めて乗った時点で既に廃車が始まっており、そう頻繁にガチャコン詣でをするわけにも行かないため、結局乗ったのは一度きり……というのは実に悔恨の念を覚えずにはいられません。
 それだけに、2010年のミュージアム訪問時には車籍があったはずの506Fの動態保存を強く願ったものですが、やはりそれも儚い夢。506Fは結局解体されてしまったという……(T_T)。まぁ、偶々こんな感じで理想的なカットを撮影出来ただけでも有り難いと思うべきなのかも知れません。今後は鉄コレでリリースされるのをのんびり待つことに致しましょう……(結局はその話かいな? ^^;)