西武ファンの皆様お待たせしました (爆)。彦根魔境の現在を語る上で欠かせないもう一つの車両は……もちろん西武新101 (301) 系です! 周知の通り、近江鉄道は西武の大親分の出身地として西武の傘下に入って以来、車両面で少なくない恩恵を受けているわけで、とくに現役の車両は西武401・701系を何らかのかたちで利用していますが、そんな220形といい800形といい老朽化が進んでいるのも事実です。そこで昨年末には西武からの甲種輸送第一陣が到着し、さらに来月には第二陣が送られる予定ですが、実は2009年の時点で先行の3両が入線しており、以来遅々として未登場であるという……(汗)。ネット情報を総合するにつけ、電気バカ食いで知られる101系をスムーズに走らせるだけの変電所容量が足りないためらしいですが、いずれ変電容量増強がなされれば目出度くデビューすることでしょう。
しかし、09年入線組のうちクモハ291は、単なる部品取り用として放置中 (汗)。
一方昨年末に入線した車両は、こんな感じで彦根の構内にひしめいています。本来であれば駅南西側の道路から望遠で留置中の2連を撮りたく……迂回サンダーバードで彦根を通過した際には「よし、明日の朝これをこう撮れるな」と判断したものですが、金曜夜から土曜早朝のあいだに221+ホキが動き、アングルを妨げるように立ちはだかっていましたので (滝汗)、結局は撮れず仕舞い。あ、駅前広場の側からであれば撮れますが、ミュージアムの南端にあるお立ち台の柵が前面にカブってますのでアップは省略します (^^;)。その代わり、ここは横瀬ではなく彦根であることの証拠としまして、バックには長沙店が愛国無罪を騙るケダモノ以下の野蛮人の群れ (禽獣すら彼らなりの行動様式を知っているため、禽獣と同列にするのは禽獣に対し著しく失礼) に襲撃された滋賀県名物SC・平和堂の看板を入れてみました~。
そんな西武新101系の今後につきまして、恐らく2両固定編成はワンマン機器等を取り付け、電力供給をめぐる問題 (?) が解決しさえすれば、順当にデビューと相成るでしょう。しかし、残りの中間車やクハにつきましては必ず大規模な改造を伴うわけで、彦根工場のハンドメイドな職人技による改造ゆえに800形の全編成が揃うまで非常に長い時間がかかったことを思うにつけ、近江で新101系の所定数が揃うのは遥か先の未来になることでしょう (^^;)。それまでの間、彦根の構内に10数両の新101系を並べておくわけには行かないことから、恐らく高宮のヤードが放置会場として活用されることになるものと予想しています。放置貨車が片づけられまっさらになっているのも、新101系入線とのからみなのでしょうなぁ……(あ、でも放置401系と放置貨車が共存していた時代もありましたから、余り関係ないか ^^;)。
工場の片隅に放置されている800形用のマスク。
これが新101系にもくっつくのでしょうか????? (汗)