鉄コレ第17弾は、どれをとっても精巧なモールドにして地方私鉄ヲタのココロをくすぐるラインナップであるだけに、余程発売即ゲットの風潮が蔓延したためか、近所の模型屋やヨド等の量販店では在庫が既に払底し、富技本社の倉庫もスッカラカンであるとか。N化作業の進展に伴いパーツを買い足そうと思ったところ、新動力4種はまだ在庫があるようですが、対応パンタは品薄な雰囲気も感じられ (新宿ヨドでPG16が無いという……)、総じて瞬間蒸発に近いものがあるようです (@o@)。
そんな17弾であればこそ、なおさら徹底的に愛でて愛でて愛でまくりたいというわけで (爆)、仕事の傍ら寝る間を惜しんで急ピッチでN化を進めておりますが、今度は琴電クリーム+茶ツートン300が落成しました (*^O^*)。
1926年に日車で製造された琴電3000形は、同じ1926年・汽車会社製の1000形と比べ、楕円形の戸袋窓が大きな特徴であったわけですが、一旦全車フツーの戸袋窓に改造されて久しかったところ、2003年に300号が楕円窓に戻され、以来300号が長尾線釣掛再末期において獅子奮迅の活躍を続け、今日でも動態保存車となっているのは周知の通りです。そして気が付いてみれば、楕円窓が復活してから今年でちょうど10周年なのですなぁ……。恐ろしくリアルなリベットのモールドも印象的な鉄コレ300号の出現は、まさに楕円窓復活10周年を祝う珠玉の一品であると言えましょう (*^-^*)。
というわけで、300号鉄コレは単独で楽しむのも良いですが、個人的には長尾線グリーンツートンの600形と並べたり連結したり……ということで、2000年代半ばに何度も高松に通い熱く撮りまくった際の長尾線らしい雰囲気を再現し、思わずニヤニヤしております (^^;)。このラインナップに加え1250 (釣掛を追いやった張本人ながら、京急700形ですので文句は言えず ^^;)、そして先日の記事における妄想を改めて蒸し返すようで恐縮ですが、500・23・760・茶ツートン120といった面々が揃えば本当に夢のようです♪
そして……これほど富技の気合いを見せつけられますと、そんな妄想もあながち無茶苦茶ではないのではないか?と思えるのも確かです。既に1250のベースになる京急700形の鉄コレは存在するわけですし、鉄コレ京急1000形の正面をいじった琴電1080形鉄コレも今月下旬に発売されますので、当然1200・1250は期待しても良いでしょう~。旧型車も、旧国各種が「飯田線セットA」などとアルファベットを振って販売されているのと同じく、「琴電旧型A・B・C……」とシリーズ化されれば、どこまでも忠実な信者としてお布施させて頂きますです……はい (爆)。