
神奈川県民であり、かつ怪社のオフィスや得意先が東西線沿線ではない私としましては、東西線に乗る機会は滅多にないのですが、先日久しぶりにちょっとした仕事中の移動の都合ゆえ東西線に乗ったところ、やって来たのは05-120F。もちろんこの編成は性能面ではVVVFであり、ドア間で大型一枚窓を採用しているわけですが、乗った瞬間車内の雰囲気に「うわっやべぇ!イキナリ《どこでもドア》でジャカルタに来ちまった……!」というオドロキが (爆)。つくづく脳内の判断基準が歪んでますね……(笑)。というわけで、ジャカルタの05系をアップしたいのですが、その前に5000系の現状 (8ヶ月前ですが……) の続きをば (^^;)。
現在ジャカルタで最も故障が少なく安定した運用実績を誇る車両といえば、メトロ5000・東葉高速1000なのではないか……と個人的に思うのですが、抵抗制御であることに加えて5000系は廃車解体となった車両が非常に多いだけに、恐らく部品調達の面で他の車両と比べてマシな状況なのでしょうか。

そんな中、走り装置以外にも小まめに手が加えられ、5000系も次第に表情が変わりつつあるわけですが、この66Fに関する最大の変化といえば車内案内放送&モニタ装置の設置! 具体的には、いつもお世話になっております『西船junctionどっと混む』様における詳しい画像・音声入りレポート(「インドネシアの鉄道トピックス」コーナーにあり)をご覧頂きたいのですが、ドア上にモニタ装置を設けて自動で次の駅を案内する音声&動画放送が流れるというのがこの編成の見どころであり、「Djoko Vision」という愛称を頂戴しているのみならず、運転席の真上に特製プレートが取り付けられています。
私も運良く (?) デポックからマンガライまで戻る際にこの編成に当たりましたので、実際ナマではどんな感じなのか……とワクワクしながら車内に足を踏み入れ、車内放送&動画を楽しんだのですが、GPS仕掛けによって正確に駅の手前で放送が入り、しかも非常に大音量かつ聞き取りやすい駅名連呼ですので、この編成に乗っている限り、うっかり居眠りで乗り過ごすことは有り得ないでしょう (笑)。いっぽう動画は、一応音声放送に合わせて次駅案内が出ますが (印尼語・英語)、基本的にはKCJ電車陣のイメージビデオを流しているのみ (^^;)。日本首都圏の新型電車のような詳細すぎる駅構内&乗換&停車駅案内というわけではありませんが (停車駅はオール各駅停車につき、ドア上の路線図を見れば良いわけですが……)、鉄ヲタ的には結構ウレシイ動画であることは間違いないでしょう (笑)。