
神奈臨横浜本牧駅にて開催された創立50周年の宴は、余りの人の渦ゆえに未だ脳内で当日の強烈な印象がグルグル回っているのですが、その最大の主人公である秘蔵のC56 139が機関庫から引き出される瞬間は、それにも増して最高の光景を魅せてくれたと思います (*^^*)。普段外界とC56を隔てるシャッターが開いて、この日のためにピカピカに磨かれ黒々と艶を放つC56の姿が現れ、やがてDD5518に牽引されつつ、その全貌が白日の下に……!! 初夏の趣きも満点な、やや湿気を帯びた雲混じりの青空も、C56を引き出す栄誉を与えられた記念HM付きDD5518の雄姿を最大限祝福しているかのようです!!

目の前を通り過ぎるC56は、さすがにシュッシュッという動作音こそ立てないものの、動輪とシャフトが実に滑らかに動いて心地良い金属音を響かせて行きます……♪ というわけで、朝の光を全身に浴びるC56の麗姿に見とれて思わずうっかりと後追いするのを忘れそうになってしまいましたが (^^;)、我に返ってテンダ側をも激写成功!! 恐らく念入りにワックスがけされてこの上もなく美しいC56の姿は、まさに神奈臨関係者の皆様の愛情の証でありますが、同時にこれから膨大な来客の注目を一身に集めてデモ運転をするのを控えて天に祝福されているかのような神々しいオーラすら放っていたのでした……♪♪