地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄コレ第17弾をN化する (6) 箱根登山モハ3!

2013-05-03 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 封を切れば逸品に次ぐ逸品揃いの鉄コレ第17弾ですが、相州人としてひときわ「をを……」と讃嘆せずにはいられないのが、箱根登山モハ3・113号です☆☆ 箱根登山鉄コレの素晴らしさは、昨年秋に電撃的に発売されたサンナナ編成からして既に明らかでしたが、113号の場合は……戦前製ボディゆえのゴツゴツリベットと板台車枠が見事に再現され、ドアもステンレスではなく塗りドアということで、「箱根登山の旧型車はかくあるべし!」という、幼い頃から箱根を訪れる度に強烈に形成されたイメージを完っっ璧!に再現しているとしか言い様がありません♪
 というわけで、4ボックス購入により揃った計4両について、2両は1970年代までのデカいパンタとし (公式HPではPG16が指定されていますが、集電弓は1本であることから、一応GMのPT43としました)、2両は晩年の下枠交叉型パンタとするべくPT4811を装備してみました。



 そして……ステンレスドアのモハ1形と並んだ妄想シーンを (ホームのないカーブですので仙人台ということで ^^;;)。モハ3形・計4両のうち、113号と115号は29年前に廃車となっていますので (引退時の「みなさんさようなら」ラッピング姿の販売も激しく希望! ^_^;)、3両編成時代突入時には既に現役ではなく、3連で運用されたのは1997年まで生き延びた114号 (80年代初頭に台車を交換) のみです。そして、モハ1・2形のステンレスドア化は21世紀に入ってからの話ですので、そもそもモハ3形とステンレスドア旧型車の並びなどは存在しません (汗)。しかし……自宅で遊ぶ分には全く関係ないのです! (^_^;) 時空を超えて、モ○モと鉄コレの両者で箱根登山旧型車の模型を並べて愛でることが出来るとは……何とも佳い時代ではありませんか♪
 さて……と、こうして気合いたっぷりなモハ3形鉄コレが現れた以上、今後は是非青ツートンの114号単品販売、あるいは鉄コレによるモハ1形両運時代、モハ2形更新前・更新後、モハ108各種変わり種塗装、といったラインナップも期待せずにはいられないですね~。個人的には、ライトが点灯しないことを除けば、○デモよりも鉄コレの方が完璧な造形だと思っておりますので……。