
昨日『じゃかるた新聞』のWeb版トップページを見ていたところ、驚愕と悲しみに満ちた光景が展開されており、思わず絶句……。ジャカルタ随一の線路市場として隆盛を誇っていたドゥリ駅南側の一帯は、昨年の訪問後間もなくして一斉撤去の憂き目に遭ってしまったものですが、その後再び週末を中心に復活の動きが見られ、やっぱこういう「まったり」ムードでなくっちゃ……と思いつつ、来る8月の遠征時にも再びここを訪れるのを楽しみにしていたのでした。しかし、とにかく何が何でも零細商を鉄道用地内から追い出したいというKAI当局の意志は固いようで、一昨日には軍を動員して商店を取り壊そうとしていたKAI側と抵抗する商店主・住民とのあいだで衝突の惨事となったとか……(>_<)。こういうタイミングで現地訪問されている某氏がまさか巻き込まれていまいかと心配になるとともに、襲撃された電車が果たして何系かも気になるところですが、たとえ駅南側のスペースが不法占拠であるとしても、もっと上手い収拾策はなかったのだろうかと思う次第です。もし撤去を迫られたのが、1番線東側・駅舎南側の一般商店密集ゾーンであれば、長年の合法的な共存関係に照らして、適切な補償金が支払われて然るべきですが……。

というわけで、嗚呼!ドゥリ駅!という嘆きとともに、嗚呼!のんびりまったりとしたジャカルタの電車シーンはどうなってしまうのか??という懸念が強まらざるを得ません。とにかく鉄道全体を日本風にきっちりとシステマティックな雰囲気にしたいというKAI・KCJの意向は分からんでもないのですが、時間をかけて妥協を重ねてじっくりと……という方式ではなく、何でも力でガンガンと、という方式ですと、結局は利用客や沿線住民との摩擦にもなりますし、裏に○ネの力が働いているのではないかと勘繰らざるを得ません (-_-;)。まぁ日本の一時期の国鉄もこんな感じだったのかも知れませんが……。新宿とか上尾とか、毎年恒例のストライキ、驚異の50%値上げ……。
う~む、とりあえず電子カード化のXデーが3日後に迫り、ウワサのエコノミー電車廃止も3日後なのか、それとも数ヶ月以内にあるのかないのか……。スルポン・バンテン線のエコノミー利用客は客車列車に乗れば良いとして、ブカシ線の鈍行客レは本数が少なく (しかもパサールスネン~ブカシ間は快速運転だったような)、ボゴール線に至っては客レが存在しないためエコノミー客は全員冷房電車に乗らなければならないという……。本当に今後しばらくの間、ジャカルタの電車シーンは緊張と隣り合わせなのかも知れません。そのあおりを受けて、駅撮りは既に無許可では難しいらしいですが、まぁこの点は駅以外の気になるスポットを巡り歩けば良いとして (そこまで行くのが暑いですが -o-;)、運休の連発はイヤ過ぎますし、電車の破壊はもっとイヤ……。まぁ、ラマダーンが終了してから、街が完全平常営業に戻るまでの静かな時期に出掛ける予定ですので (メシ屋は余りやっていないでしょうが、外国人もいるショッピングモールに行けば何とかなるでしょう)、まさかイスラーム教徒にとって最もめでたい時期に衝突が起こるとは思えないのですが、いずれにしても細心の注意が必要ですな、こりゃ……。
というわけで、アップする順番が大幅に入れ替わってしまいましたが、ドゥリの線路市場を行く東葉高速1090Fを。あ、2枚目はチキニですが、この最高に撮りやすい駅で無許可撮影が出来なくなったのは残念……(-_-)。この編成は東葉高速3編成のうち、唯一正面の東葉高速社紋が剥がされています。それにしても紅い額縁がド派手……。一時期の黒額縁顔よりは全然マシですが。汗)。