いろいろな理由により緊密の度を強めつつある日本と台湾の関係は、正式な外交関係など無くてもより一層緊密な実質的関係を創りうるのだという実例を示しているように思います (勿論、正式な外交関係への移行を心から望みます)。何せ、とある国に至っては、日本との平和友好条約にサインしておきながら、独裁政党の機関紙やその子会社タブロイド紙からして、国際社会における日本の名誉を徹底的に貶めようとしている惨状ですからなぁ~。
というわけで鉄道の分野でも、日台合作による新車の導入が進んだり、あるいはJRHや江ノ電などとの密接な関係など、日本と台湾の関係強化は誠に喜ばしい限りですが、個人的には東南アジアにうつつを抜かしている間に、台湾は何と約5年の御無沙汰になってしまいました……(滝汗)。ヘタクソながらも中文を話せてしまいますと、脳内で台湾というところは「日本語を使っていない日本」と思えてしまい、結局北海道や沖縄を訪れるのと同じような心理状態なんですよね……(^^;)。国内であると、近いから何時でも行けるなぁと油断してしまい、気が付いてみたら相当御無沙汰になったり (沖縄に行ったのも10年前だし。-o-;)、西日本を中心に未訪問の県が多数……(爆)。
しかし、ようやく個人的に台湾分補給の機会が再び巡って参りました♪ 明後日からちょっくら次の日曜日まで台湾に行って参ります……♪♪ しかしながら、基本的には行動予定を台湾側が安排した出張ですので、もし運良く撮り鉄出来るとしても僅かな空き時間のみで、しかも台北界隈のみとなるでしょう……(あるいは、松山駅近くにある鉄道模型の魔窟・○方模型店にどっぷり浸かるとか ^^;)。というわけで、あわよくばプユマ号や釣掛自強を撮影出来れば本当に御の字というレベルでして、基本的にはスネ夫やウリナラ製電車がメイン、あるいは「乗ったことは何度もあるけど撮ったことはほとんどない」台北捷運を撮ってみようか……という体たらくですが、そういえばそろそろ、近い将来の花東線複線電化完成により台北からは消える可能性が高いDC自強も撮り貯めた方が良いのだろうか、という気もしております。
そこで、5年前の台湾駆け足一周の際に撮影しておきながら、何故かアップしそびれていたDC自強・DR3000形をアップしておきます。撮影したのは屏東線と花東線ということで、今後も屏東線の潮州以南と南廻線が電化されない限りDC自強も残ることになりそうですが (花東線のDC自強の一部は高雄方面からの直通列車であり、しかも常に満杯気味のドル箱列車ですので、「花東線電化完成により台東で打ち切り・花蓮~台東間はプユマに乗換」ということにはならないでしょう)、とにかく最近は台湾に限らずいろいろな国のいろいろな車両をめぐる事情を見るにつけ、「こういう顔の車両は、今すぐ消えるわけではなくとも、来たら必ず撮っておけ」ということを肝に銘じている次第……(^^;)。あ、でも出来れば、コルゲートギンギラな裾絞り車体で自強号としてバリバリに現役なDR2800形を撮りたいのですが……(DR2800は基本的に樹林~花蓮間が活躍の舞台のはずですので、なおさら台北近郊で頑張らなければ。汗)。