地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

濃尾三州鉄遊覧 (17) 美濃太田区キハ47

2013-02-18 00:00:00 | 国鉄型車両


 美濃太田所属のキハ40系列は、塗装こそJRC化されているものの《国鉄》気分を濃厚に味わえる存在ですが (「なんちゃって復活」国鉄ツートン色は来なかった……苦笑)、その中でもとりわけ個人的に貴重な存在だと思うのは、5両のみ配属されているキハ47の存在です。と申しますのも……原型二段窓を保ったキハ40・48はJRCにそれなりの数があり、他にJREでも多数現存していますが、いっぽうキハ47を多数抱えているJRWではN40改造が進んで原型が崩れ、登場時の雰囲気を保っているキハ47は新潟・美濃太田・四国にそれぞれ若干数しか存在しないからです。キハ47は昔はありふれた車両でしたので意外かも知れませんが、これもまた時の流れによる冷徹な事実……。あ、そういえばJRKにはキハ147がそれなりに現存しますが、ここの場合はベンチレータが撤去されてつるっとした屋根になっていますからなぁ……(それでもミトーカに毒されていない日田彦山線はまた再訪したいものです)。



 というわけで、キハ40・48による長大編成も良いですが、美濃太田地区を訪ねるならば、キハ47を見過ごすわけには行きません。しかも、そんなキハ47は基本的に固定運用に入っていることも特筆すべきでしょう! 詳しくは『普通列車編成表』に譲りますが、原則キハ47のみの4連 (検査時には勿論キハ40・48による代走があるはず) でやって来る光景は、まさに1970年代末から1980年代、国鉄末期のDC長大輸送力編成の残り香を感じずにはいられません (*^^*→まぁ半鋼製釣掛式電車小僧だった当時は、国鉄地方DCの朝夕ラッシュ輸送などほとんど全く眼中になく、いま雑誌やネットで当時の光景を眺めるにつけ後悔ばかりが募ります。山陰線京都口のキハ47スーパー編成とか、ナマで見てみたかったですね……)。
 いっぽう、2連2本からあぶれたもう1両のキハ47は、自ずとキハ48と固定編成を組み、他のキハ48・2連運用と共通に回されているようです (勿論、編成替えが容易なDCのことですので、私の訪問時はそうだったということで……)。したがってキハ47+48混結編成は、キハ47のみの編成と比べて捕捉が難しいのですが、美濃太田にて撮影中に首尾良く当たってしまいました♪ 太多線での朝運用を終えた2連が入換しているところをゲット♪ う~む、雨の美濃太田は、陰鬱な天気を吹き飛ばす濃いぃ雰囲気があります……。
 ちなみに、この日撮影したキハ47は全て日中入庫してしまいましたが、別のところを周遊して夕方美濃太田に戻ってみると……岐阜行でキハ47登場!!(^O^) 薄いグリーンの室内化粧板にブルーのモケットという正調・国鉄近郊型車両インテリアの温存に感激しつつ、鵜沼まで短時間の夢紀行を楽しんだのでした♪ 

野岩会津・大河直前の雪 (4) AT500・600

2013-02-17 00:00:00 | 地方民鉄 (東北)


 野岩会津ルートの魅力アップのため昨年からAMEXが増発され、東武日光乗り入れを果たしていますが、一方AMEXのために用意されたAT700・750は3両しかありません。というわけで、AMEX・OZEXとして走る2運用ともAT700・750の単行であればさておき、時間によっては高校生の登下校時間帯に重なり、あるいは突如大手ツアー会社の客が殺到することを考えますと、閑散期であっても2連を組むことが少なくないようです。そこで、OZEX用として用意されたAT600・650の助けを借りることになります。AT600・650はクリーム色+緑・オレンジ帯であり、AT700・750との連結時には凸凹編成に……(^^;)。でも、それもまたローカル私鉄らしくて良いのかも知れません。観光客は自ずと赤い方に集中しそうですが (笑)。



 いっぽう、もっぱら普通列車用として活躍するAT500は、登場以来長らく野口英世博士1,000円札肖像画採用を記念したラッピングを施されて来ましたが、このうち「耳なし芳一」もとい「母の手紙」バージョンの車両については、恐らく余り評判が良くなかったためか (だいたい、折角の絶景が窓に貼られた文字ラッピングで台無しになってしまいますからなぁ!)、最近検査を受けて以来AT600と近似の塗装となっています。AT600と完全に同じ塗装とするのではなく、オレンジ・緑帯の入れ方を変えているところが何とも芸の細かさを感じます。
 それにしてもこの日は……前にアップした6050系撮影のときもそうでしたが、余りにもコロコロとドピーカンとドン曇りの間を行き来する天気で、気分的に死にました (爆)。2枚目の画像は……発車する瞬間まではドピーカンであったものの、動き出した直後に一気に1.5絞りほど暗くなり、脳内は超パニック!露出ダイヤルを回す指は極寒にもかかわらず冷や汗……(AEは使わないもので @_@;;)。

師走の秩父路名脇役 (4) オレンジ1003F

2013-02-16 00:00:00 | 地方民鉄 (秩父)


 ちょうど1ヶ月後に迫った各路線一斉 (?) ダイヤ改正、昨日は秩父鉄道から正式な発表がありましたね……。その全貌をさっそく眺めてみますと、東武と同じくあくまで旅客需要に従って輸送力にメリハリをつけ、同時に節電をも考慮したものであると言えそうです。とくに、公式HPでもアピールしている通り、急行秩父路の羽生延長運転増や本数増、あるいは羽生~熊谷間のフリークエンシー確保は眼に見えて明らかであろうと思いますし、一方で1M1Tの7800系導入で予想された通り、平日日中における影森での系統分断・末端区間の1運用機織り運行の実施もまた、今回のダイヤ改正を象徴するものとなるでしょう。



 というわけで、しばらく間が空いてしまいましたが、昨年師走の1007Fさよなら運転の際に秩父を訪問した際のカットの続きを、今さらながらアップしてみましょう。今回は、二代目オレンジとなっている1003F! 1007Fの通過を控え、まさに露払いと言わんばかりに現れたその雄姿……末端部の鄙びた風情と相俟ってひときわ「国鉄101系の歴史終焉間際の名場面」ぶりが印象的であり、感涙にむせびながら超連写しまくったことは言うまでもありません!
 ダイヤ改正以後の末端部においては今後、とくに平日日中は7800系のマニアックな姿と美しい沿線風景の組み合わせをまったりと味わいまくり……ということで、東急ファンとして非常に楽しみにしているのですが、その一方で間もなく1000系が永遠に去って行くというのはやはり寂しいことですね……。

東武伊勢崎・日光線系統ダイヤ改正発表!

2013-02-15 00:00:00 | 大手民鉄 (東武)


 重大な変化を迎える東急東横線に限らず、毎年この時期になると私鉄各社のダイヤ改正をめぐる発表が気になるものですが、昨日には東武伊勢崎・日光線系統のダイヤ改正が発表されました! 東武公式HPに掲載されているPDFファイルを見てみますと、優等列車の業平橋、もといスカツリ駅停車増や、客数が増えつつある半直の本数を微増させるといった、大まか予想がつく話はさておき、全体的な印象としては……やはり電気料金値上げ&節電という御時世に合わせて、余計な見栄を張らずに実際の利用客数に合わせた本数・両数とすることに努めたものと言えそうです。とくに日中の区間準急廃止 (竹ノ塚行き普通化) は、半直急行の陰で地味~な存在感に終始していたのみならず、せんげん台等での長時間停車による鈍足ぶり、そしてそれ故のスカスカぶりが目立っていたように思いますので、各駅停車サービスは一律に日々直に任せて「急ぎたいヤツは一律に急行にどうぞ~」と仕向ける方針はそれなりに妥当だと思います (もっとも、日中の竹ノ塚~久喜間では地上用4扉車が全く運用されないという、かつて想像だにしなかった事態が! @o@)。また、館林以遠の日中ワンマン3連増加や、日光線ミクリ~新栃木間普通の日中30分間隔化も、まぁ確かに利用実態に即していると言えましょう……。 



 そして、個人的に最も気になっていたのは、6050系による快速・区間快速の動向であったことは言うまでもありません。6000系由来の下回りを持つ編成については、下回りの新造から来年で半世紀となる中、自ずと6050系の後継車両をどうするのか、それとも快速自体を廃止するのか……ということをどうしても想定せずにはいられませんでしたので……。
 そこで東武が今度のダイヤ改正にあたって示した当面の最適解は、利用客が多い時間には従来通りの本数を確保し、傍目にも空いている時間帯は2時間間隔として、総体として快速・区間快速を現在の約3分の2とするというもの。加えて、区間快速の停車駅が見直され……現在の上り快速と同じくトブコ~新大平下間でも快速運転に!! これで所要時間が18分も短縮されるということですので、如何に従来の区間快速が鈍足であったかが分かろうというものです (汗)。もっともその代わりに、従来の上り快速が区間快速に吸収され、上り快速は臨時でも運行されない限り消滅ということに……(-_-)。まぁ以前何度も撮ったことがありますので、今さら焦ることはありませんが。
 というわけで、個人的には早朝の下り快速がそのまま温存され、かつ新栃木以北ではローカル普通を含めて従来通り1時間間隔が保たれる (多分) ということで、とくに文句はなく一安心……という気分です。しかし、浅草口で撮り鉄する際に2時間に1回しか6050系が来ない (しかも急行線を10000系や30000系が走らない!) というのは何ともやりづらいものがありますし 、所要数減となる6050系に今後どのような変化があるのか (廃車、それとも波動用?)、引き続き注目して行く必要がありそうです。


メトロ7000系・束の間の渋谷地上乗り入れ

2013-02-14 00:00:00 | 大手民鉄 (東急)


 このたび東急公式HPでは来月16日からの東横線各駅時刻表を閲覧出来るようになったことから、東横線~副都心線直通ダイヤの全貌が明らかになりましたが、いや~行き先が一気に増えて訳が分からんですね! (^^;) 田都半直の場合はせいぜい北越谷・トブコ・ミクリ・久喜といった程度の増え方でしたので、突如東武東上・西武池袋・副都心の各折返駅が一斉に行き先に加わりますと、これまで上りの行き先といえば渋谷・北千住 (あるいはモトスミ) しか眼中になかった東横民は、恐らく眼が白黒する大混乱に陥ることになるでしょう (笑)。そして田都のときは「南栗橋……どこそれ?」「路線図にある会津田島って……福島県?」という会話が車内に蔓延したものですが、今回も鉄ヲタや元々東武東上・西武池袋線に縁がある客でなければ「森林公園??……根岸の森林公園じゃなくて?」「小手指って……こてゆびって読むの?」なぁ~んていう会話が予想されますね (汗)。個人的には平日朝方に2本設定された森林公園行に果てしないロマンを感じるのですが (爆)、10連ということで、果たしてS・T・Kのいずれが充当されるのでしょうか?



 そんな相互乗り入れ本番を控えて、かねてから東横線ではメトロ車の営業運転充当・東武&西武車の借り入れ訓練運転が行われており、とりわけメトロ車営業運転については公式HPにて充当列車及び車種 (7000or10000) が紹介されて来たのは周知の通りです。これは単に気の早い営業運転として大いに異彩を放ったのみならず、相互直通開始後は絶対にメトロ車が乗り入れるはずもない渋谷駅地上部分 (2F) に束の間姿を現すという点で極めて注目に値するものであることは言うまでもないでしょう。そこで私も、是非メトロ7000系の現渋谷駅入線シーンも撮っておかねばならない……と思いまして (10000系はどーでも良い。爆)、これまで6回ほど帰宅時に予定を合わせて東横線渋谷駅で撮り鉄を試みた次第です。
 しかし……あの公式HPの記述は「来る来る詐欺」であると断言出来ます (号泣)。昨年12月に訪れた際には無事予告通りの08運行に入っていましたが、残念ながら個人的に余り好きではない1番線に入線したことから (車体のすぐ後ろに広告が入ってしまいますし、広角側であのドーム屋根を大きく入れるという構図で撮影できない)、今年に入ってから7000系運行日を狙って2~4番線入線シーン撮影を目指したものの、何度訪れても08運行には5050が入っているという……(激怒)。一発目のハズレでは時間があったことから「ひょっとするとダイヤ乱れか何かで別の運用に入っているのかも知れない」と思い、ひたすら粘ってみたものの……やがて全ての運用が一巡してしまいましたとさ (-_-メメ)。5回訪れても5回とも来なかったということは、明らかに「検査のため他の車種で代走」というレベルを超えた予定変更があるとしか思えないわけで……(-_-;;;)。恐らく、東急の側で予定を変更し、何のかの言って朝の助っ人起用及び日中の訓練運転のみでお茶を濁すことにしたため、終日運用からは外されたものの、HPの記述変更はサボったということなのでしょうか。
 というわけで、結局1番線入線シーンしか撮影出来ませんでしたが、まぁ何のかの言って雰囲気は出ていますので、まいっか……と満足するしかないのかも知れません。なお東横線地上駅では、ここに来て撮影者の急増に備えるべく、フラッシュ撮影禁止を中心とした注意書きを掲げるようになって来ましたし (とくに、フラッシュ絶対不可という撮り鉄の掟を全く心得ない「カメ爺婆」「カメラ女子 (笑)」等の「にわか鉄」の存在は大きいのでしょう)、ホーム先端で撮影した2枚目のアングルは、今や立入禁止を示唆するテープがホームに貼られたことで撮影不可となっているようですので、くれぐれもお気をつけ下さい。あくまで、まだ制限がなく撮影者も僅少であった昨年12月の撮影であり、2枚ともEOS 5D MⅡ使用の高感度・手持ち撮影につき三脚不使用ということで、悪しからずご了承を……m(_ _)m
 ちなみに、2枚目手前のをなごも、TM7000狙いの「カメラ女子」でした (汗