地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

第四ジャカルタ炎鉄録 (39) メトロ6112F

2013-07-21 00:00:00 | インドネシアの鉄道


 昨年夏のジャカルタネタ、少々間が開いてしまいましたが、気が付いてみれば来月の今頃にはジャカルタから帰って来ている……というほどに時間の経過があっという間。何とか昨年分のアップを急がねばなりません (滝汗)。
 というわけで、メトロ6000系の続き、6112Fです! メトロ6000系は、個人的にかつて通学時に散々利用したことがあり、今でも都内の移動や多摩急などでお世話になっている馴染みの車両ですが、やはり田の字窓が残っている編成であれば嬉しい♪と思うのは、千代田線で現役の車両だろうが、ジャカルタに転じた車両であろうが変わりません (^O^)。したがって、昨年夏の時点でデビューしていたメトロ6000のうち、唯一の田の字窓編成であった6112Fは大当たり編成☆ 欲を言えば、女性専用車ラッピングが無ければ最高だったのですが……。



 しかし最近、KCJ所属のメトロ軍団の中には、1両まるごとラッピング広告に化けた車両 (編成単位ではありませんので、標準カラーの中に1両だけ異色の車両が連結されています) もあります。ゆえに、今やこうして先頭のみ女性専用車ラッピングとなっている編成こそ、「正調編成」として崇め奉らなければならないのかも (汗)。
 ところが、そんなメトロ6000系には……機器の不調による離脱の嵐が吹き荒れているようで、いつも参考にさせて頂いております『JABODETABEK COMMUTERS NEWS』様によりますと、この6112Fも例外ではないとか……(-_-;)。まぁ、メトロ6000系の予想外の絶不調に加え、先日から非冷房エコノミ1運用が冷房車運用に変わり、冷房車の稼働編成は極めて逼迫しているため (しかもラマダーン入りに伴い工場の修繕スピードも低下?)、103系8連1本が割とコンスタントに運用に入っているとのことですので、自ずと今度の訪問時には103系に2年ぶりに逢えるのではないかという期待も高まるのですが、出来れば「6000系田の字・103系・203系の三者による田の字大合戦」を期待したいものです……。

祝!鉄コレ化記念・南海7000系

2013-07-20 00:00:00 | 都市民鉄 (近畿以西)


 鉄コレの世界には数々の傑作あれど、とりわけ南海の鉄コレには気合いが入りまくっていることは、昨年の高野線6000系の美しい出来からして明らかでしょう。そこで、そんな南海6000系鉄コレの発売から間もなく約1年、そろそろ新たな動きもぼちぼちあるのではないか……と思っていたのですが、先ほど京都での用務(会議出席)を終え、宿の部屋でC国の金利自由化のニュースに「ドッヒャー!」と思いつつネットをつらつら眺めていたところ、何と何と!今年は本線7000系で南海ファンの財布を鷲づかみにするとは!! (*^O^*)



 但し、今回のブツは非冷房旧塗装であり、私はその時代の姿を撮ったことがありませんので (80年代に訪れた際には貴志川線1201形にぞっこん……^^;)、絶対に駅前をデカいカメラを丸出しにして歩きたくない某駅で撮影した前パンシーンで失礼致します (汗)。
 何はともあれ、ますます充実して行く南海系鉄コレの世界! 18弾には京福福井3000系がラインナップされましたし、熊本電鉄200形もネットで試作画像を眺める限りなかなか良い感じのようです♪ そこで、いずれは22000系新塗装……と申しますか現・2200系のリリースも強く期待せずにはいられませんが、それ以上に1201形も出ないのでしょうかねぇ……。南海グリーンツートン、出力増強1551形の青クリームツートン、水間、京福福井、幻の野上電鉄などなど、バリ展も大いに可能なはずですが……。

晩秋関西鉄2012 (11) 南海堺シャトルバス

2013-07-19 00:00:00 | 濃いぃ路線バス&車両


 これからまた関西に出張する前に、8ヶ月前の関西画像の続きを……(^^;;)。
 堺東駅に到着後は、「ぱれっと」様が参加される路面電車サミットの時間まで少々時間がありましたので、駅前アーケード街の「昼うどん屋・夜居酒屋」な店 (なかなか美味い♪) でまったりと昼メシを味わいつつ、お互いの鉄な土産話に花が咲いたのですが、その後は会場へ向かわれるぱれっと様とお別れしたのち、私自身は阪堺電車の乗り放題切符 (400円ポッキリ!→余り発売・利用日は多くないようで、今回は路面電車サミットに合わせた特別販売) を購入して、これまで恥ずかしながらほとんど乗り撮りしたことがない阪堺電車を楽しんでみることにしました。



 そこで、堺東駅前から大小路電停まで移動する途中に利用したのがこちら、堺シャトルバスです! 高野線の堺東と南海本線の堺を結ぶこのバスは、かつて南蛮貿易で大いに栄えた商都・堺らしく、ブロンズゴールドの車体に錦絵をアレンジしたデザインが何ともビシッと決まっているではありませんか♪ しかも本数も極めて頻繁運転で、ほとんど待たずして次から次へとやって来るため、利用者も完全に定着してかなりの乗車率を誇っているように見受けられます。やはり都市における公共交通たるもの、このように利用者サービスに徹する中で存在意義を発揮し、かつ収益も得る……というもので有るべきではないかと思う次第です。

駿遠私鉄周遊2013春 (3) 静鉄1000系・青帯

2013-07-18 00:00:00 | 地方民鉄 (東海道)


 ここしばらく富山地鉄に向かった東急8590系の恩田・長津田発送と上市到着に思い切り気合いを入れまくって来ましたが、ここ1年の間に撮影した他の路線・車両の画像もまだまだありますので、何とか頑張ってアップしなければ、上手く決まった撮影画像もいつの間にかレタッチしないまま永遠にお蔵入りという事態になりかねません (^^;)。そこで、東急ステンレスカーの親類として、春に撮影した静岡鉄道1000系の続き……青帯編成です☆ 静岡鉄道1000系は現在周知の通り、標準帯色編成や復活銀色編成、それに全面広告ラッピング編成などいろいろありますが、個人的に最も超ツボだったのが、鮮烈な青帯の1011F!! いやーシンプルでシャープな帯デザインに、最近復活した赤丸の急行サボが何ともカッコ良すぎるではありませんか!! (*^O^*)



 というわけで、この編成が再び戻って来ないかな~と待っていたのですが、結局戻って来ないまま (新静岡から柚木行で長沼入庫)、そろそろ次のスポットへ移動する時間となりましたので、鉄ヲタ修行中 (?) の小学生の甥っ子に東急7200系サウンドを初体験させつつ新静岡まで乗車~。いくら清水or草薙から静岡までのダイレクトな需要はJRCに持って行かれているとはいえ、途中駅での頻繁な乗降がありつつ、総じて立ち客も多数いるというのは、さすが都市近郊輸送に特化した静岡鉄道といったところでしょうか。そして、久々に降り立った新静岡駅では、「あれれ……こんなに洒落たショッピング空間と同居していたっけ……静鉄バスターミナルもこんなにシステマティックな雰囲気だったっけ……」と完全に浦島太郎状態に (爆)。とはいえ、人の流れに従って何とかJRC静岡駅に到着~。ほんの少々撮りバスに興じ、主に山間部へ向かう長距離線で用いられているエアロスターKに「廃車になる前に乗らねば!」と思った後は、さらに浜松行の211系5000番台に乗って西へ向かったのでした。一緒に連れて来ていた鉄ヲタ修行中の甥っ子 (小5) は、どんどん「自分史上最西端記録」が延びて行くので、実に嬉しそうな表情でしたが……ヲタな叔父さんがいるというのはうらやましいことですな (それとも、やがて女子から「鉄ヲタキモッ!」と言われるようになるので不幸なのか……?!汗)。
 それはさておき鉄コレの静鉄1000系は、私が普段利用している模型店から在庫が消え、それなりに売れているようで何よりです。というわけで、静鉄第2弾または第3弾を出すあかつきには、是非この青帯編成を激しく希望致します……!!

富山地鉄10030形・復活京阪色2連を撮る

2013-07-17 00:00:00 | 地方民鉄 (中京北陸)


 上市に到着したばかりの東急8692Fを激写したレポートを載せた以上、同じく京阪から到着したばかりの二階建て8831を稲荷町イベントで激写したカットをすぐに載せるべきですが、何と何と……富山地鉄としては僅か1週間の告知期間しかなかった緊急イベントで100名を超える (目算) 参加者があったことに気を良くしたためか、今度の土曜にも緊急稲荷町イベント第2弾 (参加申込は金曜まで) を開催するとのこと! 恐らく、イベント当日の夕方に富山県内のローカルニュースとして流された映像が (会場には某国営放送支局や地元局、それに地元紙などの取材スタッフが勢揃い!→私も取材を受けましたが、私のようなマニアックなキモヲタが映ろうものならテレビ画面が悉く割れること間違いなしですので、Webで見たところ結局映りませんでした ^^;) 富山県民一般に反響を巻き起こし、「緊急開催過ぎて知らなかった。オレにもorウチの子にも見せろ!」という電話が富山地鉄本社に殺到したのでしょうか……。というわけで当日の模様、とりわけ京阪3000&8831導入秘話をめぐる講演会について、備忘録として記したいのはやまやまですが、もしやすると拙ブログをご覧の方で今週末に稲荷町を訪問される方がおられるかも知れず、その際の楽しみを奪っては宜しくない……と思いまして、とりあえず二階建て8831が挿入される予定 (これぐらいは記しても問題ないでしょう。色からしてどう考えてもそうですから……笑) の、復活京阪色・鳩マークの10033Fをアップしてみましょう。



 この編成、登場以来撮ってみたかったのはやまやまですが、富山地鉄を個人的に前回訪問したのは4年半前、雪の上滝線3連を激写して以来ですので、とりあえずネットで眺めながら指をくわえる状態が続いておりました。まぁそもそも、勇躍これを目当てに訪れてみたところで、たまたま検査のため入庫ということもありますし……(そういう心配性だからこそ得るものも得られないのかも知れませんが。汗)。
 しかーし!去る13日のイベント当日は、日中ひたすら上滝線を往復する運用に入っているのが会場=稲荷町工場の中から丸見え♪ 実はこの10033F、上市から稲荷町に向かう途中、寺田にて岩峅寺行き (岩峅寺到着後上滝線運用に) として停車しており、速攻で下車して停車シーンを撮ってから後続の列車で稲荷町に向かっても全く問題なかったのですが、上市で前日激写した8692Fが全く動いていない=稲荷町に展示されないことのショックで呆然としていたことから「速攻で下車しなければ!」という気が起こらず撮り逃してしまい、発車後に「逃した獲物はデカい……」という煩悶に浸ってしまったという次第。そこで、何とかイベント終了後にちょこっとだけでも上滝線で撮影出来ないものかと思案していたのですが、昨日も記しました通り、イベントの別の「目玉」であった上市での8692F撮影会が余りにもショボいものでしたので、「よっしゃ!速攻で上滝線に移動だ!」と判断し、特急うなづきで一気に富山へ (次の普通でも間に合ったのですが、特急の爆走を何のかの言って初めて体験……♪)。休日日中の上滝線は全て月岡で交換し、お目当ての10033Fは岩峅寺からやって来ることから、まずは開発で待ち受けて激写し、さらにダラダラと線路脇の道を歩きながら富山→岩峅寺→富山の1往復分を撮影したのでありました♪♪
 その結果は……やや暗いながらもフラットな光線のもと、如何にも上滝線の田んぼゾーンらしい風景をバックに快走する鳩マーク2連を激写でき大満足♪♪ 来る8月中旬以後は二階建てを挟んだ3連となるだけに、今のうちにこうして、1時間に1回お目当ての編成を撮影出来る上滝線で撮影出来たのは本当にラッキーだった……と思っております。まぁもっとも、上滝線はとにかく土曜休日日中1時間間隔 (平日は15時台から増発社会実験で30分間隔になりますが……)・日中月岡交換ですので、撮りやすいエリアでは「ごく短時間のうちにワタワタと連写した後、約1時間超ヒマ」というかたちになってしまうのがツラいところです。