小金沢ライブラリー

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先々週のNXT #185

2013年09月29日 | 今週のNXT
シャーロット&ベイリー ◯-× アリシア・フォックス&アクサナ
(エビ固め)

リック・フレアーの娘シャーロットといまだ未勝利のベイリーがタッグを組み、一軍コンビと対戦。
予想通りベイリーが捕まる展開も、ボー・ダラスに捧げる不格好なベリー・トゥ・ベリーでアクサナを倒しシャーロットに交代。
シャーロットは技に独創性はあるが確実性がまだ足りず掛け損ないもちらほら。それでも体格差を活かしてアリシアを担ぎ上げたところでベイリーが背後からタッチし勝手にリングイン。
アリシアのブートをアクサナに誤爆させるとエビ固めで押さえ込み、待望の初勝利を挙げた。
勝手に交代されたシャーロットは怒るかと思いきや、パートナーの勝利を素直に祝福した。まだヒールターンさせるには早すぎるしな。


コリー・グレイヴス ◯-× リック・ビクター
(ロールアップ)

先週、アセンションの奇襲で負傷したグレイヴスがリベンジに挑む。厳密に言うと負傷させたのはビクターではなくコナー・オブライエンなのだが。
怒れるグレイヴスは序盤からビクターを圧倒。しかし負傷したアバラを殴られると、動きが止まった。
ビクターは膝をグリグリ押し付けるだけ等の多彩で地味に痛そうなアバラ攻めを見せるが、グレイヴスはパンチの連打で強引に主導権を奪い返す。ビクターは2度目のガットバスターを狙うも、聖闘士とグレイヴスには1度見た技は2度通じず、抱え上げた所を丸め込まれた。


メイソン・ライアン ×-◯ アレクサンダー・ルセフ
(キャメルクラッチ)

先週、シルベスター・ルフォール&スコット・ドーソンと結託したブルガリアの野獣ことルセフが登場。カーディフの巨人と呼ばれる同じく野獣キャラのライアンと対峙する。
ここまでNXTで圧倒的なパワーを披露してきたライアンとも互角に戦い、野性味あふれるヘッドバッドで優位に立つ。
ライアンは力勝負を避けてパンチとブートで形勢をひっくり返すが、ドーソンとルフォールが乱入して隙を作ると、ルセフは不意打ちからキャメルクラッチでタップを奪った。
ブルガリア、ムエタイ、相撲にキャメルクラッチと国籍不明にも程があるぞ。


サミ・ゼイン ×-◯ ジャック・スワガー
(ボー・ダラスの介入→パトリオット・ロック)

メイン戦も先週の遺恨を受けての試合。ジャック・スワガーは元世界王者。最高の肉体と最高の身体能力を残念なレスリングセンスで台無しにしている男。たぶんプロレスIQは80くらい。シナは30。
素行も残念で、年間最大イベントのメイン戦に抜擢されながら、その直前にスピード違反とマリファナ所持で逮捕され、戴冠をフイにしたのも記憶に新しい。
なお世界王座も「まさかスワガーが勝つわけない」という意外性の演出のためだけに与えられた模様。ヨシ・タツにすら負けていた頃よりは持ち直したが、あの逮捕で信頼を失ったことは疑いない。

試合は観客の圧倒的な支持を受けてゼインが躍動。NXTに置いておくのはもったいないキレッキレの動きでスワガーを圧倒する。
しかしスワガーのセコンドのゼブ・コルターが注意を引き付けると、クローズラインを浴びて形勢逆転。だがスワガーは他人の技をパクりかけたり、ロープに飛んだのに立ち止まったりと「まだク●リが抜けてないのかな?」と不安になるような挙動不審の動きでゼインの体力回復に貢献する。さすがプロレスIQ80の男。
ゼインはスワガーの必殺技のガットレンチボムもパトリオット・ロックも返すが、そういえば必殺技がいまだにトルネードDDT程度なので決め手に欠けてしまう。
それでもスワガーを雪崩式サンセットフリップで叩きつけると、ゼインと抗争中のボー・ダラスが金星は上げさせまいと登場しちょっかいを出す。スワガーはその隙をついて2度目のパトリオット・ロックで固めると、聖闘士ではなかったゼインはあえなくタップした。
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