・ポール・ヘイマン、NXTに登場
かつてアメリカ第三の団体ECWを率いたポール・ヘイマンが登場し、大プッシュ中のIC王者カーティス・アクセルを紹介。
ヘイマンはECWの滅亡後も断続的にWWEに登場し、卓越したトーク力と、嫌われ者を演じさせたら業界屈指の千両役者ぶりを発揮している。
ヘイマンはアクセルに続く新たな顧客を探しにNXTに来たと話すが、そこに前NXT王者のビッグ・E・ラングストンが現れ、アクセルを挑発し王座戦を承知させた。
IC王座戦
カーティス・アクセル ×-◯ ビッグ・E・ラングストン
(ポール・ヘイマン乱入により反則)防衛成功
アクセルはWWE殿堂入りした技巧派、その名もMr.パーフェクトを父に持つ二世レスラー。
地味な容姿とファイトスタイルでなかなか芽が出なかったが、HHHに取り入るという伝統のルートで改名を機に猛プッシュが始まり、タイトルまで奪取した。
一方でラングストンは一軍に上がったものの上がった時点がピークで不遇をかこっている。NXTで久々にベビー扱いされ、イキイキとアクセルを痛めつけたものの、危険を察したヘイマンが乱入し、反則裁定で試合は終わった。
不透明決着だったが、試合後にラングストンが大人気のフィニッシャーでアクセルを叩きのめし、観客を満足させた。
メイソン・ライアン ◯-× スコット・ドーソン
(コブラクラッチ・スラム)
お笑いタッグと数週間遊んでいたライアンと、解説のリーガル卿いわく「汚れた猫の臭いがする」ドーソンの一戦。
開始早々にライアンと抗争中のエンツォ・アモーレ&コリン・キャサディが介入するも、ライアンはそれを意に介さずドーソンを一蹴した。どんどん扱いがぞんざいになっていくドーソンの今後が危ぶまれる。
NXT女子王座戦
ペイジ ◯-× サマー・レイ
(ペイジターナー)防衛成功
初代NXT女子王座に輝いたペイジの初防衛戦。対するサマーは先週のダンス・バトルでエマに敗れたものの、実力行使で挑戦権を強奪した。
とはいえサマーが一軍昇格していなければ、もともとこの二人で王座は争われていただろう。
体格で勝るサマーに、ペイジは何かといえばレフェリーに警告される反則攻撃で対抗。同じ英国出身でやはり反則大好きのリーガル卿も解説席で喜んでいる。
ロープを悪用した顔面への膝蹴り連打から、唐突感あふれるペイジターナーであっさりサマーを下したが、もう少しフィニッシュは丁寧にして欲しい。
セス・ロリンズ&ローマン・レインズ&ディーン・アンブローズ ◯-× エイドリアン・ネヴィル&コリー・グレイヴス&エグザビア・ウッズ
(セスのターンバックル・パワーボム→レインズのスピアー)
先週の第一試合後に乱闘を繰り広げた6人が集結したメイン戦。
セスは初代NXT王者。NXTでは陽気なベビーだったが、一軍では正義の名のもとに暴虐非道を行うシールドの一員としてデビューした。
レインズはハート一族と並ぶプロレス一家「アノアイ・ファミリー」の一員。兄のロージーはかつてWWEでタッグ王座を獲得し、親戚のウーソ兄弟は一軍に所属中。あのロック様も遠縁にあたる。NXTでは数試合をしただけでシールドのメンバーに抜擢され、血統の確かさを見せている。
正直、シールドはセスに顕著だがシングルプレイヤーとしての個性が死んでおり、あまり面白くないのだが、即席タッグの割にチームワークがうまく、偽善者キャラもはまってプッシュが続いている。セスとレインズはタッグ王座、アンブローズはUS王座を保持しており、勢いはまだまだ衰えないだろう。
試合はシールドに長時間つかまっていたグレイヴスが脱出すると目まぐるしく動き出した。乱戦からセスがウッズの必殺技を喰らうも、レインズがフォールを阻止。
どうにか回復したセスはレインズのアシストもあって、ウッズをパワーボムでターンバックルへ叩きつけると、レインズがスピアーでとどめを刺した。
経験で劣るNXT組の出番は最小限に絞り、シールドが攻め続けることでうまく見せ場を作った好試合だった。
かつてアメリカ第三の団体ECWを率いたポール・ヘイマンが登場し、大プッシュ中のIC王者カーティス・アクセルを紹介。
ヘイマンはECWの滅亡後も断続的にWWEに登場し、卓越したトーク力と、嫌われ者を演じさせたら業界屈指の千両役者ぶりを発揮している。
ヘイマンはアクセルに続く新たな顧客を探しにNXTに来たと話すが、そこに前NXT王者のビッグ・E・ラングストンが現れ、アクセルを挑発し王座戦を承知させた。
IC王座戦
カーティス・アクセル ×-◯ ビッグ・E・ラングストン
(ポール・ヘイマン乱入により反則)防衛成功
アクセルはWWE殿堂入りした技巧派、その名もMr.パーフェクトを父に持つ二世レスラー。
地味な容姿とファイトスタイルでなかなか芽が出なかったが、
一方でラングストンは一軍に上がったものの上がった時点がピークで不遇をかこっている。NXTで久々にベビー扱いされ、イキイキとアクセルを痛めつけたものの、危険を察したヘイマンが乱入し、反則裁定で試合は終わった。
不透明決着だったが、試合後にラングストンが大人気のフィニッシャーでアクセルを叩きのめし、観客を満足させた。
メイソン・ライアン ◯-× スコット・ドーソン
(コブラクラッチ・スラム)
お笑いタッグと数週間遊んでいたライアンと、解説のリーガル卿いわく「汚れた猫の臭いがする」ドーソンの一戦。
開始早々にライアンと抗争中のエンツォ・アモーレ&コリン・キャサディが介入するも、ライアンはそれを意に介さずドーソンを一蹴した。どんどん扱いがぞんざいになっていくドーソンの今後が危ぶまれる。
NXT女子王座戦
ペイジ ◯-× サマー・レイ
(ペイジターナー)防衛成功
初代NXT女子王座に輝いたペイジの初防衛戦。対するサマーは先週のダンス・バトルでエマに敗れたものの、実力行使で挑戦権を強奪した。
とはいえサマーが一軍昇格していなければ、もともとこの二人で王座は争われていただろう。
体格で勝るサマーに、ペイジは何かといえばレフェリーに警告される反則攻撃で対抗。同じ英国出身でやはり反則大好きのリーガル卿も解説席で喜んでいる。
ロープを悪用した顔面への膝蹴り連打から、唐突感あふれるペイジターナーであっさりサマーを下したが、もう少しフィニッシュは丁寧にして欲しい。
セス・ロリンズ&ローマン・レインズ&ディーン・アンブローズ ◯-× エイドリアン・ネヴィル&コリー・グレイヴス&エグザビア・ウッズ
(セスのターンバックル・パワーボム→レインズのスピアー)
先週の第一試合後に乱闘を繰り広げた6人が集結したメイン戦。
セスは初代NXT王者。NXTでは陽気なベビーだったが、一軍では正義の名のもとに暴虐非道を行うシールドの一員としてデビューした。
レインズはハート一族と並ぶプロレス一家「アノアイ・ファミリー」の一員。兄のロージーはかつてWWEでタッグ王座を獲得し、親戚のウーソ兄弟は一軍に所属中。あのロック様も遠縁にあたる。NXTでは数試合をしただけでシールドのメンバーに抜擢され、血統の確かさを見せている。
正直、シールドはセスに顕著だがシングルプレイヤーとしての個性が死んでおり、あまり面白くないのだが、即席タッグの割にチームワークがうまく、偽善者キャラもはまってプッシュが続いている。セスとレインズはタッグ王座、アンブローズはUS王座を保持しており、勢いはまだまだ衰えないだろう。
試合はシールドに長時間つかまっていたグレイヴスが脱出すると目まぐるしく動き出した。乱戦からセスがウッズの必殺技を喰らうも、レインズがフォールを阻止。
どうにか回復したセスはレインズのアシストもあって、ウッズをパワーボムでターンバックルへ叩きつけると、レインズがスピアーでとどめを刺した。
経験で劣るNXT組の出番は最小限に絞り、シールドが攻め続けることでうまく見せ場を作った好試合だった。