小金沢ライブラリー

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先々々週のNXT #184

2013年09月23日 | 今週のNXT
CJパーカー ×-◯ タイラー・ブリーズ
(携帯で殴打)

先週に言い争いをした両者の対決。ゴージャス(自称)な顔を殴られることを嫌がるブリーズが劣勢となるが、レフェリーの隙をついて携帯で殴り勝利した。
屈強なレスラーが携帯で殴られたくらいで倒れるわけがないと思われるかもしれないが、プロレスでは薄い金具が付いているだけのチャンピオンベルトが最強の凶器に数え上げられる。歴代王者たちの魂がこもったベルトは実際以上に重い一撃を繰り出すのだ。
そう考えればブリーズの携帯には試合中にも自分撮りを欠かさない彼の魂が込められているのは当然で、一般的な携帯の殺傷力と比べられては困る。


エマ ◯-× サマー・レイ
(エマ・ロック)

以前、サマーとのダンス対決で勝利したものの奇襲攻撃で負傷させられ、タイトル挑戦をフイにしたエマの復讐戦。
人気抜群のエマのステテコダンスと、絞め技を喰らうたびにギャーギャーわめくサマーに観客の興奮もあおられる。試合はエマが必殺技で制したものの、サマーは腹いせにエマが入場時に吹いていたシャボン液を顔面に浴びせて帰った。それシャレになってない。


エンツォ・アモーレ ×-◯ スコット・ドーソン
(バックドロップ)

ヒール同士で本来なら盛り上がらない一戦だが、観客はエンツォを勝手にベビー扱いして大声援を送る。ライブイベントではよくあること。
エンツォはイタリアの伊達男はどこに行ったのか、髪型をチョンマゲに結い頭に彫ったタトゥーを見せつける。
しかしアレクサンダー・ルセフが乱入しセコンドについていた相棒のコリン・キャサディを叩きのめすと、動揺したエンツォはなんてことないバックドロップでフォールを奪われた。
ドーソンは解雇されたギャレット・ディランに代わるパートナーをようやく手に入れたようだ。


・サミ・ゼイン、NXT王座戦線に名乗りを上げるも

先週、アントニオ・セザーロと年間ベストバウト級の一戦を繰り広げたゼインが、インタビュアーのルネを口説きながらNXT王座への意欲を示す。
そこに現王者のボー・ダラスが登場し、「俺はブーイングをされてない。あれはボーと言ってるんだ」とヒール丸出しの挑発。
だが一軍ユニットのリアル・アメリカンを率いるゼブ・コルターが闖入し、ジャック・スワガーにゼインを襲わせる。移民や外国人を目の敵にする彼らに絡まれて、王座戦まではまだ一悶着ありそうだ。


エイドリアン・ネヴィル ◯-× コナー・オブライエン
(コークスクリュー・シューティングスタープレス)

番組冒頭で相棒のコリー・グレイヴスをオブライエンとリック・ビクターに襲われたネヴィルがリベンジに臨む。
対するオブライエンらはグレイヴスのベルトを手に入場し、タッグ王座奪取への意志を示す。
小柄なネヴィルと並ぶと一回りはでかいオブライエンの体格が際立つ。日本プロレスではなかなか見られない光景である。
ネヴィルはオブライエンの圧倒的なパワーに手こずるが、突進をかわしてコーナーにぶつけると、体格差をものともせずバックドロップで投げきり、必殺技を浴びせて勝利を収めた。
試合後は二人がかりでネヴィルを倒し、助けに来た負傷中のグレイヴスも一蹴したが、怪奇派ヒールなのに試合中は手出しはしないしカットにも入らないビクターはああ見えてマジ良い奴。
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