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マンガ感想-『C.M.B.森羅博物館の事件目録 5』加藤元浩

2013年09月19日 | マンガ感想
「グーテンベルク聖書」★★★ 6
~あらすじ~
幻のグーテンベルク聖書の鑑定を断った森羅に怒り、立樹は依頼人のマウを助けようとする。
マウの周りには聖書の行方を追う闇のブローカーやインターポールが現れ――。

~感想~
話の流れから真相はバレバレだが、ちりばめられた伏線のうまさと森羅の仕掛ける策略が見どころ。
今後のストーリー上でも重要な一編である。

「森の精霊」★★★ 6
~あらすじ~
ボルネオの森に住むサダマン。貴重な薬草の知識を持つ彼に接触した、製薬会社の社員が首を斬られ殺された。
しかも被害者は死後に橋を渡る姿を目撃されていた。サダマンと旧知の森羅は調査を依頼されボルネオに飛ぶ。

~感想~
サダマンの雰囲気、言動とあいまってシリアスな空気をブチ壊すバカトリックが素敵。
この作者もこういうバカなトリックを使うんだなとうれしくなるではないか。
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