小金沢ライブラリー

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SCP-431~440

2016年12月08日 | SCP紹介
SCP-431 - Dr.Gideon (ギデオン博士)
財団の研究員のように振る舞うSCP。文書やデータベースの中に突如として名前が現れたり、監視カメラや写真に映り込む。今のところ害はない

SCP-432 - Cabinet Maze (箪笥迷宮)
内部が迷宮につながっているスチール製キャビネット。開くたびに迷宮内の別の場所につながり、通信機器も使えず、大型肉食獣が徘徊しているため調査は困難

SCP-433 - A Ritual (儀式)
ある魔道書に記されていた儀式の手順。指示通りに行うと半径11m以内の物質を全て別の物質へ置換する。実験は禁止され、儀式の手順も分割され2人の博士がそれぞれを保管している

SCP-434 - A Meeting with Myself (自分会議)
会議用のテーブル。8つの椅子を配置しその1つに座ると、他の7つに座った人物のコピーが現れる。彼らはそれぞれ自信、利己意識、怠惰、強欲、快楽、攻撃性、長期展望を司り、もしコピーを殺せば対応する人格が失われる。被験者が席を離れ1日経つと消滅する

SCP-435 - “He-Who-Made-Dark”(『かの闇を作りし者』)
隕石とそれが作り出す影のような物体。隕石を照らすと不定形の影のようなものが現れる。影は実体を持たないが接触した物を反射や反転させ、強烈なガンマ線を放つ。照明が消えると影は姿形を大きく変えながら隕石の周りを周回し、徐々に巨大化する。90秒以上放置すれば世界終焉を引き起こす

SCP-436 - Error Locket (誤測定ロケット)
周囲の物体の実寸を変化させるロケットペンダント。生物にさえ効果は及び身長体重や個性まで変わる。蓋を開くとより効果は強まるが有効範囲や強弱ははっきりしていない

SCP-437 - Woodcutter's Ax (きこりの斧)
古びた斧。使用すると90%の確率で事故を起こし足の切断等を招く。なぜか切断された部位は瞬時に風化し、傷口は肉質で覆われる。機械を用い遠隔から振っても操作した者を襲うが、斧に意思があるわけではなく事故を起こすよう確率を変動させていると考えられている

SSCP-438 - Addictive Straitjacket of Espionage (スパイをダメにする服)
着用した者を幽体離脱させる拘束衣。偵察や探査に有用だが、着用者は肉体に戻りたがらない者も多く、81分を過ぎると脳死状態に陥る

SCP-439 - Bone Hive (骨の巣)
ハサミムシに似た昆虫。睡眠中の人間の口から体内に侵入し肺に住み着く。筋組織を骨に変えて生きたまま巣に作り変える

SCP-440 - Sand-Based Ecology (砂ベースの生態系)
一握りの砂。他の砂に混ぜると自身のコピーに変化させ、地球の重力ではない微小な重力の影響下に置かれ、宙を漂う。やがて砂が一定の割合に達すると独自の生態系を構築する
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