小金沢ライブラリー

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このミス2016についてなんやかや

2016年12月14日 | ミステリ界隈
01.竹本健治 涙香迷宮
02.若竹七海 静かな炎天
03.米澤穂信 真実の10メートル手前
04.青山文平 半席
05.芦沢央 許されようとは思いません
06.長浦京 リボルバー・リリー
07.塩田武士 罪の声
08.白井智之 おやすみ人面瘡  ★★★★☆ 9
09.宮部みゆき 希望荘
10.市川憂人 ジェリーフィッシュは凍らない
11.井上真偽 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた  ★★★★ 8
12.法月綸太郎 挑戦者たち
13.雫井脩介 望み
14.長崎尚志 パイルドライバー
15.早坂吝 誰も僕を裁けない  ★★★★☆ 9
16.逸木裕 虹を待つ彼女
16.冲方丁 十二人の死にたい子供たち
16.宮内悠介 彼女がエスパーだったころ
19.相場英雄 ガラパゴス
20.青崎有吾 図書館の殺人
20.深木章子 猫には推理がよく似合う


このミス、文春、本ミスとあと一つ思い出せない何かのランキングで初めて1位がかぶらなかったとのこと。
あらすじだけ聞いて敬遠した1位は、およそ一般向けしなさそうな内容で、なぜこれが1位になったのかわからない。
若竹七海は2年続けてこのミスだけで上位に推され「組織票ガー」とか「書店が売りたい本ガー」とか言われているが今さら若竹を売り出す理由なんて一つもないだろいい加減にしろ!(暴言)
今や時代の寵児となった米澤穂信は今年も3位にランクイン。ひねくれ者にはすっかり買いづらい作家となった。個人的には4位に時代小説が入ったことに一番驚いた。文庫落ちしたらぜひ読みたい。
私的1位に推した「おやすみ人面瘡」は8位と健闘。その他11位と15位にも私的ベスト3作品が入ったが、計3冊しか読んでないのは通常運転である。
また「東野圭吾が何位に入るかがその年の豊作・不作を占うバロメーター」説を唱えているが、かすりもしなかった今年は豊作の年になってしまうので、素直に説を撤回したいと思う。
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