小金沢ライブラリー

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SCP-1131~1140

2017年11月09日 | SCP紹介
SCP-1131 - The Oscar Bug (オスカーの虫)
蚊。刺した人物を1968年に死亡したオスカー・ペレスチャックという名の57歳の白人男性に変える。現在までに47人が確認され、オスカー同士は会うと嫌悪感を抱き激しく口論するが、平和主義者のため暴力には発展しない。蚊の子孫の1%以下にこの効力は遺伝する

SCP-1132 - Snake Tongue (蛇の舌)
舌、食道、胃、両方の腸が蛇になっているメキシコ人女性。蛇は普段はおとなしく女性が口を開かない限りは飛び出さない。稀に女性を噛んで昏睡させ、その間は活発に動く

SCP-1133 - Intravenous Sin (罪咎静脈内投与)
静脈輸液用のスタンド。人体に接続し7種の液体を抽出・注入出来る。それぞれ食欲、攻撃性、財欲等を司り、抽出すれば減退し、注入すれば増進する

SCP-1134 - Lead Paint (弾色の塗料)
「弾丸級塗料」と書かれた塗料とポリ容器。塗料に何らかの勢いを与えると、ハンドガン相当の加速で射出される。通常の弾丸と違い、同一の塗料か有機体に当たるまで跳ね返り続ける。塗装し乾燥させると30口径の狙撃銃にも耐える防弾性を得る

SCP-1135 - Living Village (生体集落)
インドのある村。菌類のような有機繊維で造られた建築物が生えている。範囲内の老廃物を摂取し新たな建築物を生やす。人間には建築物に危害を加えられない限りは無害

SCP-1136 - Subjective Directional Gravity (恣意的な指向性重力)
ヤモリに似た生物。驚いたり怯えると半径7~8m内に指向性の重力を発生させる。落ち着くまで重力変化は続く

SCP-1137 - Perfect Sphere (完全な球体)
約10cmの青いガラスの球体。重量や透明度、材質等を測定する際には異常は無いが、球体物性を測定した者は完全な球体だと確信する。やがて複製を造ろうと試みて寝食を忘れ、生物等の適切ではない材料を用い始め、衰弱して死に至る。完全な球体は存在しないという知識を持たない者には効果は現れない

SCP-1138 - Book of Letters (手紙の本)
哲学者または作家の手紙を集めた本。著者は読者が興味を持っている人物に変わり、読者が「著者はこういう思想を持っている」と信じているのと逆の内容の手紙が収められており、読むと失望から鬱状態に陥るか、真実を発見した喜びから陶酔状態になる。この本の内容について書かれた論文が1ヶ月以上発表されないと、現在の場所から消失し、書簡集が置かれていても不自然ではない直近の図書館や書店等に再出現する

SCP-1139 - The Broken Tongue (壊れた舌)
高さ20cmの直方体のブロック。視認した者に慣れ親しんだ言語が彫られていると幻覚で認識させる。電流を流すと周囲の人物は既存の言語を理解したり発話する能力を消失し、代わりに翻訳出来ていない未知の言語を使い始める。電流の強さに応じて効果範囲は拡大し、雷の直撃を受ければ世界終焉の可能性もある

SCP-1140 - Gurgles
未翻訳
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