小金沢ライブラリー

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SCP-1321~1330

2018年04月03日 | SCP紹介
SCP-1321 - Cathar Journal (カタリスト日記)
1321年に火刑に処されたカタリ派のギョーム・ベリバステの日誌。触れるか読むかした者は下部に名前が追加され、幸福と安心を感じ、幻覚を見る。幻覚は親しい人が馴染み深い場所に入ろうとして拒絶される詳細なイメージを稀に伴う。被験者はその後、日誌にもう一度触れようと試みるが、暴力的な傾向を持つ者もなぜか暴力に訴えることは無く、数日でその欲求も消える。記載された最後の人物の死とともに日誌は崩壊した

SCP-1322 - Glory Hole (死滅の穴)
平行宇宙とつながるワームホール。向こう側の人々と交流していたが、些細な行き違いから彼らの恨みを買い、ワームホールを通してビームやウィルスで攻撃をされ続けている

SCP-1323 - A County Fair
未翻訳

SCP-1324 - A Printer's Purpose (プリンターの目的)
プリンター複合機。コピー、スキャン、プリント機能を使うと、写っている物の名前や生息数、生態や周囲の環境の入力を求められ、入力するとその情報をもとに最も生存力のある姿への進化をプレゼンする。生物だけではなく椅子等の物品や架空の説明でも可

SCP-1325 - Easter Frog (イースター・フロッグ)
イエアメガエルに似た生物。パームサンデー(3月21日以降の最初の満月の前の週の始まりの日)に卵が成長し始め、復活祭の日に産まれる。卵はイースターチョコに酷似した味・外見の殻に覆われ、間違って食べられそうな所(本物のお菓子の中等)に産み付けられ、胃の中で孵化し、宿主の食べた食物を餌として成長する。やがて毒素を分泌して宿主に嘔吐を促し、口から外へと出る

SCP-1326 - The Lexicon (語彙目録)
数字の入ったダイアルと、アームやレンズの付いた革装丁の本とその鍵。古今東西の百科事典で、付属の鍵でのみ開けられる。ダイアルで索引番号を選び、番号によって内容も変わる。1m以内に他の本や文書を置くと、アームが伸びてレンズで約5秒間スキャンし事典を更新する。30日間スキャンさせないと内部から蜘蛛型の生物を放ち、付近の文書やコンピュータを回収する。回収された全ての文書は白紙となりコンピュータは初期化される

SCP-1327 - Intelligence Switcher
未翻訳

SCP-1328 - 51st State of Mind (脳内の第51州)
現在のテネシー州東部に18世紀に存在した「フランクリン国」と呼ばれた地域に現れる現象。時折、地図や書籍等にフランクリン国が現れる。それを読んだ者は自身をフランクリン国の住民と思い込んで移動を試み、距離に関わらず2~3時間で到着する。他国から来た「住民」に会うと、それぞれがフランクリン国を母国の領土と主張し争いを始める

SCP-1329 - The Aquarium (水族館)
ロシアの廃棄された水族館。内部には数百体の老若男女の亡霊のようなものが現れ、また水生生物の標本が現れる等の奇怪な現象が多発する

SCP-1330 - Universal Dumping Grounds (宇宙ゴミ捨て場)
ある埋立地。廃棄物の約65%が多次元からもたらされたと推測されている。無価値な物だけが影響を受けると思われ、実験のためにゴミを廃棄し観察しても全く影響を受けない
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