

~あらすじ~
小学校教師の小林俊介は不登校の佐伯俊雄の家を訪ねる。俊雄の母親で小林の同級生の伽椰子の姿はなく…。
~感想~
未鑑賞だったビデオオリジナル版を初体験。
まずアナログ映像の汚さに驚かされるがすぐに慣れる。監督が「笑われるほどに幽霊を出しまくる」という通りに出し惜しみせず、怪異が起こる場面では必ず幽霊が現れる。だからといってそれが怖さにつながることはなく、心拍数が上がることも一瞬たりともないが、呪怨ならではの理不尽な皆殺しテイストや、わかりやすいホラーぶりは十分に楽しめるだろう。
ただし「呪怨 2」冒頭30分ほどは1の総集編で、2本まとめて観ると非常に損した気分になった。1のラストも完全無欠に2へ続くぶつ切りで、当時の続編物はこれが普通だったろうかと疑問に思った次第である。
評価:★★☆ 5