~あらすじ~
八木剛士から離れた松浦純菜は、ひょんなことから憧れのバンドのボーカルに見初められる。
しかし魔の手は純菜のすぐ背後にまで迫っていた。
松浦純菜シリーズ第6弾。
~感想~
前作は純菜から離れた八木パートが語られ、今回は純菜パートへ。
八木に負けず劣らずうじうじ思い悩み、一方でふらふらイイ女のように男どもの間を行き交う。
八木のなろう小説だった前作と比べてさえ、あまりにもミステリ的な撮れ高が無いと危ぶむところだが、終盤に急展開を迎え、純菜のある秘密が明かされるとともに、ミステリらしい推理もめぐらされる。
だからといってさっぱりミステリではないのだが、八木パートおなじみの香ばしい裏設定は全く顔を出さず、よく考えればミステリ史上屈指のニートヒロインである純菜の、不安定なふらふら私生活を普通に楽しめた。
20.1.5
評価:★★☆ 5
八木剛士から離れた松浦純菜は、ひょんなことから憧れのバンドのボーカルに見初められる。
しかし魔の手は純菜のすぐ背後にまで迫っていた。
松浦純菜シリーズ第6弾。
~感想~
前作は純菜から離れた八木パートが語られ、今回は純菜パートへ。
八木に負けず劣らずうじうじ思い悩み、一方でふらふらイイ女のように男どもの間を行き交う。
八木のなろう小説だった前作と比べてさえ、あまりにもミステリ的な撮れ高が無いと危ぶむところだが、終盤に急展開を迎え、純菜のある秘密が明かされるとともに、ミステリらしい推理もめぐらされる。
だからといってさっぱりミステリではないのだが、八木パートおなじみの香ばしい裏設定は全く顔を出さず、よく考えればミステリ史上屈指のニートヒロインである純菜の、不安定なふらふら私生活を普通に楽しめた。
20.1.5
評価:★★☆ 5