~あらすじ~
マレーバク舎の新設のため、山西市動物園へ研修に来た楓ヶ丘動物園の面々。
桃本の従弟の誠一郎が飼育員として働いており、再会を喜んだのもつかの間、象が園外へと脱走してしまう。
~感想~
シリーズ第5弾。今回は長編。
冒頭から象が脱走して暴れまわるホットスタートを決め、殺処分の危機が迫るタイムリミットも取り入れ、その裏では某国の陰謀が渦巻き、今や特殊能力チームと化した楓ヶ丘動物園の4人がそれぞれの技術を活かして事件に対処する、スピード感あふれる快作に仕上がった。
ミステリ要素の方も意外な真犯人と、どんでん返しを兼ね備える。象をめぐる謎はちょっと拍子抜けだったが、シリーズを重ねるごとに巨大になっていく黒幕が行き着く所まで行ってしまい、もはや機龍警察の特捜部あたりが相手するべき存在な気がするのは笑った。楓ヶ丘動物園の何人かはドラグーン操縦できそうだし、園長は沖津特捜部長みたいなところあるし。
巨悪のスケールは上がっているが、動物園の日常業務や豆知識の珍しさと楽しさは健在で、シリーズファンなら文句なく楽しめるだろう。
伊神さんシリーズが無理ならこっちのドラマ化・アニメ化はどうですかね?
20.1.15
評価:★★★ 6
マレーバク舎の新設のため、山西市動物園へ研修に来た楓ヶ丘動物園の面々。
桃本の従弟の誠一郎が飼育員として働いており、再会を喜んだのもつかの間、象が園外へと脱走してしまう。
~感想~
シリーズ第5弾。今回は長編。
冒頭から象が脱走して暴れまわるホットスタートを決め、殺処分の危機が迫るタイムリミットも取り入れ、その裏では某国の陰謀が渦巻き、今や特殊能力チームと化した楓ヶ丘動物園の4人がそれぞれの技術を活かして事件に対処する、スピード感あふれる快作に仕上がった。
ミステリ要素の方も意外な真犯人と、どんでん返しを兼ね備える。象をめぐる謎はちょっと拍子抜けだったが、シリーズを重ねるごとに巨大になっていく黒幕が行き着く所まで行ってしまい、もはや機龍警察の特捜部あたりが相手するべき存在な気がするのは笑った。楓ヶ丘動物園の何人かはドラグーン操縦できそうだし、園長は沖津特捜部長みたいなところあるし。
巨悪のスケールは上がっているが、動物園の日常業務や豆知識の珍しさと楽しさは健在で、シリーズファンなら文句なく楽しめるだろう。
伊神さんシリーズが無理ならこっちのドラマ化・アニメ化はどうですかね?
20.1.15
評価:★★★ 6