民主党は郵政会社の社長に元官僚を選んで、彼は14年前に「完了」しているから官僚ではないと強弁している。彼は純民間会社にいたわけではない。きわめて政策色の強い準特殊法人に天下っていたのだから立派な「わたり」だろう。
人事院の総裁にはこの間まで事務次官だった人間を天下らせる。民間の委員も慣例でいるそうだが、総裁は民主党の公約から言って民間人にチェンジすべきだろう。
これによって、これを見ると;人材は官僚にしかいない、と民主党が認めていることになる。
政権に就いたばかりでこれから官僚の先生について勉強しますという言い訳が通用しないのは分かっているのかね、鳩山、小沢君。
事業仕分けでも、右も左も分からないらしい。大臣からベテラン議員までが地方の小都市へ事業仕分けの見学に行く。馬鹿なやつらだ。文末注
そんなことは政権を取る前に準備しておくことだ。勉強も何もしないで政権をとったら政治主導、脱官僚時代がはじまるような公約をする。詐欺師だ。
実務経験がないから知識も何もないのは無理もないというのかね。今度の選挙で初当選した氏も素性も分からない新人議員はともかくだね、
何年も国会にいて国民の税金から結構な餌代をいただいていた議員が二百人は両院でいるだろう。お前らは何をしていたのだ。税金泥棒というのは君たちのことだよ。
国会での質問もできる、鈴木宗雄議員のように国政調査権を行使して質問状も出せる。自分たちで勉強会も開けるだろう。なにもしなかったんだな。
注:小沢一郎の狂言(狂った痴言という意味です。能の狂言ではありません):
事業仕分けに議員を出すことにイチャモンをつけた時に小沢が言ったこと、ベテラン議員でも分厚い予算書を見て内容を判断するのは難しいのに、というのがある。
こういうのを幼児言葉という。分厚い予算書を読まなければいけない、という発想そのものが官僚主導を認める芸のない言葉だということが分からないらしい。
審査する側は受け身ではいけない。じぶんの準備した下調べ基づいて、主導的に質問していかなければならない。資料も説明も自分で明確に、こういうものを出せと自分から要求していかなければならない。
独裁者の小沢一郎までが幼稚園言葉しか操れないのでは民主党の脱官僚、政治指導はまったく期待できない。