東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

日航企業年金の運営会社

2009-11-24 23:34:41 | 社会・経済

JALというのは子会社とか関連会社をやたらと作る。もちろん、お仲間グループの天下る先を作るのである。官庁そこのけのずる賢さでシラミ版天下りをする。ネズミ算的に子会社を増やす。これがJAL赤字の原因の一つである。

こういうのは、御用組合の役員経験者や、専従を長いことして、そろそろ上がりだというやつのために作る。あらゆる業態の会社がある。資金運用会社もあるだろう。日航の企業年金もこういう関連子会社が請け負っているとしたら犯罪的で、かつ壊滅的に悲劇的状況になっているだろう。

これも取材でつぶしていくポイントである。

こうなると、歴代の組合委員長、書記長、執行委員はまとめてしょっ引く必要があるな。M’s ブラザーあたりからね。


日航の企業年金、さらに

2009-11-24 18:38:41 | 社会・経済

今朝のニュース(番組)なんか見てると、すこし詳しく紹介するようになった。

そこでだ、マスコミ労働者諸君、あとひと踏ん張りだ。取材報道すべき点を若干指示しておく。

一般会社は資金の運用を専門家(金融機関、保険会社、ファンドなど)に一任するのが普通だろうが、日航の場合はどうだったのか。これはきわめて重要なポイントであるような気がする。

為替予約だとか、商品(燃油)先物予約だとか、金融のプロでも難しいものにまで素人のくせに手を出したがったヤカラだ。膨大な年金資産の運用に手を出していなかったか。もし出していたとすれば相当に深刻な各種不正行為を行っていた可能性を排除できない。

もし、JALが運用にかかわっていたなら、それは労務(厚生部門を含む)、御用組合系の幹部がかかわっている。それに政界、財界の接待、裏工作にかかわる特殊な社内の一団である。

これはニュース記者としては、バイタルな点だよ。

それから、資金運用の年次(定期)報告は受益者に適切に伝えられていたかどうかだ。もし、外部の保険会社などに一任している、すなわちまっとうな形態をとっていたなら、定期的に運用報告がきているはずだ。

すなわち社内の問題ではないから、ちゃんとした資料がなければいけない。つまり取材で容易に裏が取れるはずだ。まずこのあたりから手をつけたまえ。

それから取材をするときに常に意識をしているべきことだが、マスコミでOB、OBと言われている退職者、これも現役時代からの御用組合系と恩地元系に分かれていろいろなしがらみがあることを念頭に置いて分析をすること。

まぁ、今日のところはそんなところか。また気がついた点があれば後便にて。