今朝前号をアップした後外出して夕刊フジを買ったら一面、二面が両軍の戦力比較だ。タイミングが良すぎるが別に打ち合わせたわけではない。
記事によると韓国の軍事評論家は自衛隊有利と見る。自衛隊関係者は弱気でアメリカの協力が必要と言う。しかし、この自衛隊関係者の発言は最初からアメリカ軍の参戦が不可欠なのか、自衛隊が前面に出ないでアメリカ軍を先頭に立てないと、ということなのか、はたまたアメリカ軍が援軍に後から駆け付けてもらえばいいのか全然わからない。これは記者の質問の仕方がなっていないからだろか。
もとより小生は素人、岡崎勝彦氏は現状ではほぼ互角といっていた。大事な点は二つある。今後の戦力推移だ。何もしなければ日本は相対的に不利になっていく。
もう一つの点は士気というか戦意の高さだ。これは決定的にチャイナのほうが高いだろう。向こうは建国後常に軍事衝突を繰り返してきて実戦経験もある。つねに臨戦態勢である。思想教育も徹底している。こういうものが戦争には大きな影響を与える。
「戦いのうちに兵を養う」という至言がある。自衛隊のふにゃふにゃ意識では相当のハンデが付いている。
だからこれからの取り組み方次第だ。ハード的には現状でもそこそこ同じレベルらしいから、それを全力で強化していくこと、そうして自衛隊員の士気を引き締めておくことである。
すくなくとも最初から手を挙げてしまうのはもっとも愚劣な策である。アメリカ頼みはそれよりも悪い。最低の策である。