昨日午前の参議院予算委員会でのSUGA直人の答弁(つけたり、午後の仙石の記者会見):
山本一太が尖閣諸島衝突事件の対処について弱腰と非難したら、スガが評価は百年(三十年?)待てと言った。明治の日露講和交渉で小村外相が弱腰と非難されたが、後でやむを得なかったと分かったとか言った、というのだ。スガの場合もそうだというのだ。
これはあり得ない答弁だよ。国会では現在の事象に基づいて質疑をしている。それに答えるのが義務だ。やむを得ないことだったら、現時点で国民に背景を示して理解を求めるべきだ。
百歩譲って、国民に言えない事情があるなら、政府は国民の面罵、野党の非難に歯を食いしばって耐えるしかない。「やむをえない」などとはやむを得ない事情を開示せずに言うべきではない。
言うなら、自分の家でカアチャンに向かって愚痴をこぼしていろ。あるいは側近、取り巻きに言え。国会の場で代議士の質問に平然とシラを切るとは何事だ。
明治の小村外相は国民に向かってこんな道理に合わない逃げ口上を言ったか。じっと耐えたから日比谷公園の焼き討ちにあったのだろうが。
スガ直人には人間の資格がない。政治家の資格はない。ご念のいったことに、午後の記者会見で三重フールの仙石が首相と同じことをいったらしい。
野党は即刻首相と仙石官房長官の不信任決議案を可決せよ。
大体明治維新政府の首相や外相と自分たちが同格とうぬぼれるほうがどうかしている。
& 自民党、山本一太君、昨日と同じ質問を前原外相にしたまえ。首相はともかく仙石は官房長官にすぎない。昨日午後わざわざ記者会見で尖閣問題に言及するとは自分を何様だと思っているのか。
担当大臣は前原だ。前原に質問しなかったのはうかつだね。もし前原の答弁が首相と同じだったら即刻不信任決議案を提出したまえ。