東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

サイコが理研研究員になって悪いという理由はない

2014-04-10 18:37:08 | 国際・政治
しかし、理研の資金、機材で研究するなら科学的手順を踏んだ研究をしなければならない。

サイコ属性はIQとの相関はない。サイコにはIQ150の人も50の人もいる。先進的な科学研究者にもいるだろう。しかし、科学研究(顕示科学と言おう)に従事する限り、その仮説はデータで検証されることが必要であり、発見は実証データを伴わなければならない。

そして、こんなことは、大学の学部段階で叩きもまれている筈で、いまさら理研のシニア研究員から念を押される必要はない。そんな非生産的なことは普通はしないだろう。

その意味では、これをまったく無視、あるいは理解しない小保方晴子氏には研究者の資格がないのは改めて再調査をするまでもない。

ま、今後は彼女にはオカルト科学(隠微科学、錬金術のような)の研究に従事してもらったらよい。

理研の有り様には相当問題がありそうだが、別の問題である。もっとも彼女の事案をきっかけとしてそこに焦点をあてたという功績はあるだろう。

ちなみに中世の異端審問では狐(魔女)も魔女に誑かされた者もたしか同罪だったはずである。中世の魔女も美人が多かったらしいね。それだけに裁判は酷烈を極めたらしい。




小保方晴子さんのサイコ性判定結果

2014-04-10 09:50:47 | 国際・政治
昨日の会見で唯一分かったことは「彼女がSTAP細胞の存在を信じている」と言うこである。実証するデータが必要であるとは認識していないようだ。あるいは理解出来ないようだ。ほとんど、彼女の「宗教的信念」といっていい。

「それでも地球は動く」と呟いたガリレイだが、彼には実証データがあった。むしろデカルト的な明証性だろう。

「何でも疑えるが私が考えるということは疑えない」とか。実はこれは非常に危険で間違った思想で近代哲学はデカルトに毒されているのであるが、まあ、今の問題ではないから脇に置いておこう。

小保方さんにとっては、STAP細胞の存在、作成は彼女の意識にとって、疑問の余地のない明証性という尊厳をもったものなのだろう。

デカルト的な明証性は妄想であっても、幻覚であっても一向にかまわないわけで、そこが問題なのだが。

彼女の表象のなかで、STAP現象が幻覚でないとすると、これは彼女との相対でしか出現しないオカルト現象ということになる。そして私はオカルト現象を排除しないが、それは科学的知見には絶対ならない。

こういう人物に対しては「説得」は不可能でもあり、無意味である。

それにしても、マスコミはこの話題をしゃぶり尽くしたね。明日以降も出し殻を二番絞り、三番絞りで更にしゃぶるのだろう。おかげで退屈しないですむ。

今回の問題はこのサイコが強烈な憑依性(感染性)を持っていたということで、それが問題を大きくしたし混乱させた理由である。理研のガバナンス改善は非常に稀であろう今回のケースをどう排除するかという観点からなされるべきであろう。

以上某審神者(さにわ)のメモより。

彼女の再就職先はCIAなんかのオカルト研究所がいいのではないか。もっとも冷戦後CIAはオカルト研究から撤退したとも言われているが。