東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

あり得ないスガ直人の答弁

2010-10-15 08:49:29 | 社会・経済

昨日午前の参議院予算委員会でのSUGA直人の答弁(つけたり、午後の仙石の記者会見):

山本一太が尖閣諸島衝突事件の対処について弱腰と非難したら、スガが評価は百年(三十年?)待てと言った。明治の日露講和交渉で小村外相が弱腰と非難されたが、後でやむを得なかったと分かったとか言った、というのだ。スガの場合もそうだというのだ。

これはあり得ない答弁だよ。国会では現在の事象に基づいて質疑をしている。それに答えるのが義務だ。やむを得ないことだったら、現時点で国民に背景を示して理解を求めるべきだ。

百歩譲って、国民に言えない事情があるなら、政府は国民の面罵、野党の非難に歯を食いしばって耐えるしかない。「やむをえない」などとはやむを得ない事情を開示せずに言うべきではない。

言うなら、自分の家でカアチャンに向かって愚痴をこぼしていろ。あるいは側近、取り巻きに言え。国会の場で代議士の質問に平然とシラを切るとは何事だ。

明治の小村外相は国民に向かってこんな道理に合わない逃げ口上を言ったか。じっと耐えたから日比谷公園の焼き討ちにあったのだろうが。

スガ直人には人間の資格がない。政治家の資格はない。ご念のいったことに、午後の記者会見で三重フールの仙石が首相と同じことをいったらしい。

野党は即刻首相と仙石官房長官の不信任決議案を可決せよ。

大体明治維新政府の首相や外相と自分たちが同格とうぬぼれるほうがどうかしている。

& 自民党、山本一太君、昨日と同じ質問を前原外相にしたまえ。首相はともかく仙石は官房長官にすぎない。昨日午後わざわざ記者会見で尖閣問題に言及するとは自分を何様だと思っているのか。

担当大臣は前原だ。前原に質問しなかったのはうかつだね。もし前原の答弁が首相と同じだったら即刻不信任決議案を提出したまえ。


仙石は三重の意味でフール

2010-10-14 19:54:36 | 社会・経済

午前中の国会答弁を観ていたが仙石は三重の意味でぱかだね。これまでにもニュースで報道される発言を聞いていても幼稚な利口ぶりが目立つが、ありゃあどうしようもない。

普通は60過ぎの男にパカという言葉を投げつけても意味がないのだが、仙石の場合にはいくつになっても、自分がバカといわれるのが一番こたえそうだから一言申し上げる(意地悪だね)。

質問者の山本一太が立派に見えるから困ったものだ。こういうのは相対的なものだから、仙石に対比すると、どうしようもない一太でも見栄えがする。


大陸では政治の時代は終わったのか

2010-10-09 20:42:15 | 社会・経済

洋の東西を問わず、古今を通じて政治の時代が終わるのは大体が60年である。これは世代の交代という自然現象と関係するために皆似たような期間になるらしい。

近代日本では政治の時代が終わったのは大正末である。明治維新から60年にあたる。それまではいわゆる元老たちが軍事、官僚をしっかりと押さえこんでいた。昭和は終戦まで軍事官僚の時代であり、政治家の時代ではない。

ソ連についてはちょうど70年あまりで体制そのものが冷戦に負けて崩壊してしまったから検証は出来ないが、がっちりと最後まで政治が軍事をコントロールしていたように見える。

チャイナについては鄧小平あたりまでは政治が軍事を抑え込んでいたようだが、最近の尖閣問題への幼稚な狂乱ぶりをみると軍部をコントロール出来なくなってきたような危惧をおぼえる。

それで指を折ってみると建国から60年目なんだね。二世代か三世代だかしらないがもはや政治が軍事を意のままに操る能力はなくなっているようだ。

これは隣国日本にとって危険だ。東アジアの悪友たちはすべて旧日本帝国の真似をしている。反発していても無意識に旧大日本帝国のような栄光を夢見ている。

これは親父に反発しながら、親を超えることが出来ないバカ息子が結局親父と瓜二つの真似をしているのと同じである。

チャイナも日本の昭和初期の軌道を真似しているようだ。

ついでだが、北朝鮮のK一家は完全に日本帝国を真似している。金正日がどこに行くのも汽車を使うのはかっての菊のご紋のお召し列車のまねだ。わかいころ白い馬にまたがっているのが大元帥の威厳を示すものだと思っていたのも、昭和天皇の白馬にまたがった閲兵式に憧れたものだろう。

あの時代錯誤のアナウンサーの敬語だらけの放送も、かっての日本の調子だ。あれほどひどくはないが半島人がまねるとああなるのだろう。日本に支配されながら、身にしみこんでしまったのだろう。


海外中継でのインタビュー

2010-10-07 08:02:23 | 社会・経済

ノーベル化学賞受賞者へのインタビューにマスコミは釈迦力だ。ま、それは彼らのサガだからいい。問題はプロとしてインタビューが出来るやつがどの局にも一人もいないことだ。おどろくべきことだ。

勿論学問的内容ではない。それはわかるわけもないからしょうがない。海外中継、衛星中継で、あれはどのくらいかな、二秒ぐらい遅れる。そのラグを計算に入れてインタビューするやつがひとりもいない。

だから相手の話がおわっていないのに、盛りのついた野良猫みたいに焦りまくって、相手の話が終わっていないのにやたらと話しかける。すぐに気がついて修正するやつがいない。失礼千万なはなしだ。あいてが寄席芸人とか、芸能人ならどうでもいいが、ノーベル賞学者に対して無礼きわまる。

局の連中はコマーシャルの時間を気にするためもあるのだろうが、NHKのインタビュアーも同じだ。今のご時世、衛星中継は多いだろうから、新入社員教育のときからきちんと指導しないといけない。

もっともまともな人間なら常識で修正してうまく間を取るだろうから教育などいらない。しかし、局にはレベルに達した奴は一人もいないからね。教育してやらねば。だいたい、時ならぬときに立派な、そして大変高齢な一流学者をわれもわれもと引っ張り出して失礼このうえない。

みのもんたのインタビューの一部を見た。最初のうちはさすがに相手の話中には口をはさまないな、と感心していたら、イヤフォンがなくて、向こうでスタッフが人力で質問を中継していたから、うまくタイムラグが目立たなかっただけだ。そのうちにみのもんたのボロが出て妙なてめえを宣伝、売り込むような質問をしつこくしだした。伊豆栄ケースとおなじだ。

向こうにいたスタッフがさすがに、みのもんたはひどいと思ったのだろう、最後は取り次がなかったのが救いだ。


スーパーモーニングけちつけ二題そのC

2010-10-06 09:57:45 | 社会・経済

小沢起訴問題の後で円高の解説をしていた。小僧顔のリポーターがよくやってるな、と見ていたが、何時までたっても人民元の話がない。

例の正論作家が最後に人民元との関係はどうですか、としごくまっとうな疑問を出したが、小僧リポーターはまったく用意していなかったことが明らかになった。

これくらい、迂闊なことはない。チャイナは日本の最大貿易相手国、現地生産先としても最大級だろう。また、アメリカにとっても一位か二位の貿易相手国だ。これがいまどき時代遅れの実質固定相場制を取っている。

こいつを自由化したときに何が起こるか、何も取材していなかったというのはあきれた話だ。底の開いた笊で水をすくっているようなものだ。


スーパーモーニングけちつけ二題そのB

2010-10-06 09:47:38 | 社会・経済

お待たせしました。コマーシャルあけです。あれは大谷というのかな、反っ歯の下品な顔をしたおとこ、これがいつも視聴者を説教するような態度を見せる。自分を何者だと思っているのだ。

小沢一郎の強制起訴、99パーセント有罪率の実績を持つ特捜が起訴しなかったから、弁護士が告発しても無実になるのは確実だ、という。

そうかね、まず論理学の問題、これまでの実績で起訴して有罪の確率は99パーセントという。そうなんだろう。これは検察が有罪に出来る可能性のあるケースをすべて起訴したということにはならない。初等論理学だ。

一つには政治的配慮がある。検察が政治的顧慮をするのは最近の事例でもあきらかだ。まして小沢の場合は検事総長クラスが政治的圧力を受けたか、あるいは勝手に時の権力にゴマをすって超慎重になった可能性が高い。

検事の間では十分に公判を維持できるという意見が多かったと報道された。これが上層部に抑え込まれたのが真相だろう。そこを是正しようというのが検察審査会の役目だ。

事実そういう報道もされている。ましてや、最終措置を決める段階では民主党が政権の座についている。小沢や子分が検察に圧力をかけ続けていたという報道もあった。検事総長や検察首脳が自分の首を心配したり、天下り先を心配して起訴を見送った可能性が高い。

検察が起訴できるものをすべて起訴するはずと信じこむのは幼児の考えることだ。最近沖縄地検がチャイナ漁船員を政治的配慮で釈放したばかりではないか。

だから検察審査会は裁判で黒白をつけろといっている。結果はどうなるか分からないが検察の自己保身で、あるいは仲間内のかばいあい(明石事件など)で超法律的な行為をとる誘惑を是正するのが検察審査会の趣旨だろう。

大谷のように裁判の前にまず無罪になるなどということは社会人としての資格がない。勿論マスコミに出しゃばるタマではない。

ひとり名前は知らないが時々テレビで見かける顔、たしか作家だったと思うが、大谷に反対してまともなことを言っていた。それにしてもテレビ朝日は両方の意見の人間を入れているね。偶然か。番組制作者が意図して組み合わせているならほめておこう。

次号円高解説の疎漏


スーパーモーニングけちつけ二題A

2010-10-06 09:21:52 | 社会・経済

最初に断わっておくが、言及している名前は正確でないかもしれない。テレビに出てくるような人間の名前を正確に覚える意図もないのでね。

それと全部最初からしまいまで一秒も漏らさず見たうえでのコメントではない。民放ではコマーシャルという不届きなものがあるからそんなことは出来ない。

それにテレビを見るというのは、とくに朝は、忙しいから細切れに見る。ウンコにいくべぇ。勿論手はよく洗う。おっと歯磨きを忘れていた。しかしトイレの直後はどうも抵抗がある。手をごしごし洗ってもね。

日本的なのかな、けがれというか、喪というか。30分ほど喪に服さないと顔を洗ったり歯を磨いたり、せんべいなんか手づかみで食う気がしない。

そこでだ、ちょこっとテレビでも見るか、ということになる。そんなものだ。ちょっと長くなったから今回は前説だけ。以下次号。


小沢一郎強制起訴でチィチィパッパ

2010-10-05 10:06:25 | 社会・経済

テレビで一部の常連テレビ屋がチィチィパッパ、妙なことを言っている。昨夜は江川昭子だったかな、名前なんか覚えて居らんが、彼女はこの頃は小沢シンパになっているらしい。妙なおんなだ。

今朝のテレビ朝日では鳥越というのかな、あれはすこしボケたみたいだね。一緒に出ていた弁護士の大塚(名前うろおぼえ)と反対のこを言っていた。この検事上がりの大塚という弁護士はよくテレビのお笑い番組やクイズ番組に出てきてチャラチャラしていて嫌な奴だが、今朝に限っては百パーセント正論だった。こういう話も出来るんだ。能ある鷹は爪を隠す、のかな。

小沢一郎本人や子分がよく言う。プロの検事が徹底的に調べて起訴できなかった(これを彼らは潔白の証拠と言い張る)ものを素人の検察審査員がひっくりかえせるのか、と。

たしか検察審査会の強制力と、裁判員制度は法律を改正して実現した。民主党や小沢たちは法律改正に賛成したのか、反対したのか。従来からの立場に整合性があるのか、マスコミは調査報道をしてくれたまえ。

小沢や子分たちがこういうことがあるとかならず「つぶやく」言葉がある。「なぜこのタイミングで?」と言う。本人たちはこれがいかにも間の抜けた発言という自覚があるのかな。

国民にバカにされるだけだよ。万引きが運悪く捕まったときに「なんで今日は警備が厳しいんだ」と文句を言うのと同じだ。言い訳になっていない。


尖閣諸島犯罪人も検察審査会に

2010-10-05 09:48:11 | 社会・経済

処分保留で釈放したチャイナの漁船工作員ね、処分不当で検察審査会に訴える市民団体はないのかな。

不起訴も処分保留も同じだろう。

そうすれば証拠もすべて開示しなければならなくなる。ビデオも出てくる。国民から選ばれた検察審査会のメンバーが証拠を吟味して検察の「処分」の不当性をただすことが出来る。

物(ふね)もタマ(船長)も取り逃がしているが、これだけの重要な問題だ。検察の処置が適当だったか、国民の目線でチェックする機会が出来る。

将来のためにこれだけは絶対にやっておくべきだ。