東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

誅韓論ノ六

2014-09-11 20:18:43 | 国際・政治
ところで今日ある大型書店にいったら誅韓論が一冊も無い。大分評判のようだから全部売り切れたのかしら。

それにしてもおかしい。いわゆる他の*韓本も一冊も置いていない。いつもは平積みで数種類はある。全部売り切れてしまうということは考えにくい。いくらなんでも変だ。在日の暴力組織が書店に嫌がらせをするといって撤去するように圧力をかけているのか。調べる必要がある。他の書店ではどうなのだろうか。



誅韓論ノ五

2014-09-11 18:18:15 | 国際・政治
Thought provoking という言葉がある。 Far-reaching implications という言葉がある。本書の書評はいくらでも書けそうだ。

今回は【慰安婦問題】を考えてみよう。ビクトリア時代の紳士淑女ではないが、紳士淑女が取り上げてはいけない話題というのがある。取り上げるのを恥じる、ためらう話題というものが有る。売春婦の話題等がそれである。それで有りもしない言いがかりをつけてきても、紳士なら公の場で反論するのはためらうであろう。せいぜい聞かないふりをするか、そっぽを向いて相手を無視するのがマナーである。

それをいいことに、売春婦も顔まけの下品な言いがかりをつけてゆすってくるのが「慰安婦問題」である。紳士の沽券にかかわるとか、馬鹿馬鹿しいと無視すると韓国は恥というものを知らないから隣近所で人の悪口を喚き散らす。

こういう時に金をやる、つまり「誠意を見せて」穏便にすまそうとすると、一時は静かになるが、ころあいを見てまた強請ってくる。つまりヤクザとやり取りを一回すると一生のお付き合いになるわけである。韓国がいい例である。

ここは、多少はしたないが腹を据えて応酬する必要がある。民間ではようやく被害の拡大に危機感を感じて激しく応酬する様になった。その労は多としなければならない。本書はそのすぐれた事例である。

米国の地方議会で可決されて慰安婦像が次々と建てられるのを聞いて悔しくも有り、あっけにもとられるところであるが、どうしてこんな信じられないことが起こるのか。

ようするに民間レベルの応酬には限度があるということである。相手が民間レベルの「わめきちらし」や「因縁づけ」に終始しているあいだはこちらも民間で応酬すればいいが(それも遅きに失しているが)、相手は大統領をはじめ全政府をあげて讒言外交を繰り広げている。それに対して日本政府は紳士の対面を保って沈黙を守る。馬鹿な、程度の低いアメリカの地方議員は韓国の言っていることは本当かな、と思う様になる。

政府がやるといっても安倍さんがやるのは適当ではないだろう。外務省と内閣情報室から精鋭を選んで相手のレベルでやり返す。専門の部署を作るのである。バイ返し、三倍返しが必要だろう。材料は不足しない。相手が韓国だからね。ネタはいくらでもある。(相手がどぎつく来ればそれ以上にどぎつくやり返すわけだ)。

犬のしつけと同じで、悪いことをしたらすぐにやり返して相手に体で憶えさせることが大事である。

まったく、欧米の紳士淑女も自国に関係のない第三国の告げ口、それも首脳同士の会合で話題にするのもはばかるような話を延々と聞かされてはかなわないだろうと同情する。淑女というのはメルケル首相のつもりです。

今後そういうニュースが流れたら、即日日本政府はやり返すことが必要である。全世界に向けて発信しなければならない。

それにつけても、政府が河野談話を破棄しなかったのは謎である。米国の圧力があるというが、河野談話作成には当時のアメリカ当局者が関わっていたとみるのが妥当だろう。勿論日本を弱体に留めるためである。当時のアメリカ大使達が今頃になってもこの話題が出るたびに差し出口がましいことを発言するのがその証拠である。

いくらお粗末な売国奴コンビである宮沢首相、河野官房長官でも韓国に脅されただけであそこまで売国行為にはしるとは考えられない。占領当時から宮沢首相は占領軍の子飼のような存在であったし、アメリカが河野談話作成に一枚かんでいたと見るのがあたっているだろう。宮沢首相は故人になったし、河野は死ぬまで口をつぐむつもりだろう。国会招致は必要である。

世界には馬鹿な政治家が多い。パククネの話を信用する連中もなかにはあるだろう。そこを考えて紳士の対面は捨ててでも、多少の少恥ずかしさは捨てて総力で罵詈雑言合戦にのぞむべきだろう。必勝間違いなし。本書というアンチョコもあるし。



誅韓論ノ三

2014-09-11 08:40:24 | 国際・政治
護憲派の諸君は中立宣言をいちはやく表明すべきである。常日頃からの平和への努力に敬意を表している私は予想される南北朝鮮の紛争、緊張、戦争について護憲派が日本の完全中立政策を提案し宣言することを期待している。

中立の立場をはっきりと表明しないなら、日本は韓国へ出動する米軍の兵站後方支援基地として利用される。当然ながら北朝鮮は日本の米軍基地や原発に対するテロ、ミサイル攻撃をおこなうだろう。紛争が激化すると予想される来年末以降はミサイル搭載の核弾頭も実用段階に達している可能性がある。

1950年当時の北朝鮮と異なり、現在の北朝鮮は日本をたたく能力を持っている。

勿論護憲運動は民間ないし野党だが、政府に圧力をかけて日本の公式立場を表明させる圧力にはなる。君たちはそう思っているのだろう??

平和を愛する尊敬すべき諸君、中立提案や宣言は紛争が発生してからでは価値が激減する。また、他国の外交の立場を右顧左眄してから(あるいは君たちをエイジェントにして背後で操っている特定の外国)の顔色を見ながらでは、あるいは諸国の立場を見てから後追いするようではインパクトがない。

今中立の主張をすれば諸君も見直されるだろう。早ければ早いほど効果がある。



誅韓論ノ二

2014-09-10 22:09:51 | 国際・政治
三分の一くらい読んだかな。これは出版社の普通の新書のやっつけ仕事じゃないな。経験から言うとテーマに関係なく、著者のせいか、編集者の能力が低いのか新書は100冊買っても一冊のあたりもない。しかし、本書は違う。読みやすい上に内容が豊富である。内容が濃いと言っても読みやすい。

感想を書こうとすると、本のページ数より多くなるかもしれない。それくらい書評を書きたくなることが沢山ある本である。

著書の中で書かれているデータ、史実、外交史のすべてを確認する能力はないが、私が確認出来る事項に照らしてみても、概ね信用出来るのではないか。また、論理の建て方はいろいろな見解があるであろうが、無理の無い妥当な推論ではないかと思う。

在韓米軍は2015年に撤退することになっているそうだが、その後の東アジア情勢の予測分析は重要である。もっとも、韓国はまたアメリカに泣きついて撤退期限を延長してもらおうとするかもしれないが、最近の中国へのパククネの接近ぶりを見ているとさすがにアメリカもいい顔をしないだろう。2015年に半島から米軍が撤退する可能性は高いのではないか。

前回書いた様に韓国は悪質なゆすり屋、ストーカーであるとはかねがね考えていたところであるが、頭のおかしなストーカーはやがて殺人事件に発展するのが犯罪の常識である。

以前私は朝鮮半島をセメントで固めてしまったらどうかと書いた。凍土液を注入して凍土壁にしてもよい。これは極めて比喩的、文学的な表現であったが、本書では具体的な対策を詳述している。それが私の比喩的表現とは違って説得力がある。

韓国が中国にすり寄るならすり寄らしたらいい。すり寄るのを、むしろ日本が手助けすべきだというのだな。この辺の主張は冴えている。中国は中華思想だから中韓同盟が出来ても対等な条約にするはずがない。やがて韓国を地方の県か自治区にしてしまうだろうと見通す。そうすれば韓国は独立国ではないから外交権はなくなる。中国の外交もめちゃくちゃだが、韓国の気の触れた外交よりは扱いやすい。つまり的を絞りやすくなる。卓見だと思う。

半島が共産主義の防波堤になるからというのが、これまで韓国の滅茶苦茶忘恩ぶりを許容してきた日本の韓国エイジェント政治家たちの理屈だが、中ソが強大な共産圏だった時代は過ぎ去っている。現在ロシアと中国は牽制し合っているからロシアがこれ以上南下することを中国は看過しないだろう。

本書では日本が海に囲まれていることのメリットは現代でも大きいことも説明している。ミサイルや航空機で一またぎといっても日本を侵略する陸軍は海を渡れない。空軍、海軍の戦力は控えめに見積もっても拮抗しているらしい。それに米軍と連携すれば侵略は撃退できる。半島を緩衝地帯とする考えは古くなっているのかも知れない。その必要がなくなれば韓国は襤褸切れの様に放り出して、中国に与えても対したことは無い。

むしろ、韓国を中国にくれてやって、中国だけに交渉相手を絞った方がいい。道理の分かる相手ではないが利の計算は韓国と違って分かる相手だから多少はやりやすいだろう。

2015年が節目ですよ。



誅韓論

2014-09-10 09:25:11 | 国際・政治
面白い本をみつけた。*韓論という本は最近多い。大体新書のようだ。この間「誅韓論」という本を書店で目にした。買ってしまった。どうしてだろう。

大体この手の*韓論というのは買わない。わたしも同感な内容が多いのだろうが、大同小異であるからだろう。たまに書店の店頭では手に取って立ち読みをすることはあるのだが、買うまでには至らない。

この種の本で*の部分は悪、呆、恥、離、の系列が多い。誅の字を使ったタイトルは初めて見た。多分これが原因だろう。この語を用いたことで作者が伝統的かつ正統的な日本語の伝統に則った語用をしているのに好感をもったのかもしれない。

タイトルは明治初期の征韓論の征と同じ系列であり、能動的な内容に踏み込んだもので、単なる「呆れた蛮族」を紹介するに留まらないだろうと予測した。

目次や前書きを見るとわたしの予測は当たっているようだ。もうそろそろ、こういうものが出てきてもいい。

相変わらずの私の読書法で、いい加減にパラリと開いたページで目に飛び込んでくる単語で関心を捉えるところがあれば、前後数行を拾い読みしたわけである。まだ、数ページも読んでいないが、これまで印象は以下の通り。

% 韓国(人)はストーカーである。お呼びでもないのにまとわりついてくる執拗さはストーカー犯人と同じというのは的確な認識である。韓国人が日本人を嫌うのはかまわない。好悪の感情まで支配できない。まっとうな国(人間)なら嫌いな相手とは距離を置いてつき合わない。これがまっとうな人間、家庭のとる態度である。彼らのまとわりつき方、因縁のつけかたはヤクザのそれであり、ストーカーそのものである。

% まだ全部読んでいないからこの著者もおなじ考えかどうか知らないが、わたしはそれに付け加える。彼らは金太郎飴である。どこを切っても同じ意見だ。統制されているか、何が何でもそういう性質なのか。これは異常である。どの国にも色々な意見があるが、金太郎飴は意見を強制される独裁国家以外ではあり得ない。それが自然の状態である。

% 保守論陣といっても色々有る。アメリカのエイジェントみたいなのも多い。それは承知していたが、著者によると佐藤優はともかく桜井よしこもうさんくさいというのだな。

たしかに本書で引用されている桜井氏の発言が正確に引用されているなら著者のいうとおりだろう。今更ながらアメリカの幅広い裏工作に感心する。

もっとも同じアメリカが日本を弱体化したままにしておくために、韓国、中国、日本国内の左派に正反対の使嗾をしていることも忘れてはならない。

さて、もうすこし読んでみよう。この本はあまり知られていない出版社、著者によるものであるので、最後に付記しておこう。

発行所 普遊社 著者 日本戦略ブレイン 千円でおつりがきます。



Twitterでも始めるか

2014-09-08 20:37:28 | 国際・政治
だけどスマートフォンを持っていない。スマートフォンと言ったんだと記憶しているが、アンドロイドのOS1.6を一年ほど使ったことが有るが、スマートフォンはお呼びじゃないな、と思ったね。わたしのライフスタイルには。

携帯電話(ガラケーとかいうのかな)で獲得した小ささ、軽さを犠牲にしてスマートフォンを持つ気にはなれない。不思議でしょうがないんだな、あのブームが。

重く大きくなって、とても携帯する気になれない。それに入力はタッチだろう。携帯の指入力とおつかつじゃないのかな。やりにくさという点で。私は携帯で文字入力をする使い方をしていないし。メールは受信だけだし。テクストのメールなら十分実用的だ。

画面もいくら大きくしても中途半端で視認性は実質的に向上しない。チカチカドンドンのゲームソフトとか、騒々しい音楽のダウンロードなんかしないしね。

要するに、あそこまで芸術的に小型軽量化した携帯電話を手放すメリットはまったくない。

というわけでtwitter移行もなしだ。ブログもtwitterもないと寂しくなるかな。これは考えないと。



ブログの始末について

2014-09-08 20:09:39 | 国際・政治
ブログ人も11月に終了という。そろそろこのブログも始末をつけないといけない。

どこかへ引っ越すかどうか。それとも、この辺できりをつけるか。そろそろ決めないと。

随分長いこと続けたから、ひとまず店じまいをする頃かも知れない。10年近くなるのかな。gooブログだと3ギガまで無料らしいけど、この間調べたら8ギガを超えていた。

あまり長いのも良くないかも知れない。このブログの方針は誰も賛成しないことを書くことだったが、最近では国内の風潮も変わってきて、ブログを始めた頃は超レアだったのが、マジョリテイとはいかないが、マイノリテイでもない。嬉しいことには違いないが、「百万人といえども我往かん」という悲壮感もなくなった。

多少は世論のトレンドに影響を与えたかな。で、最近は書く前にあまりアドレナリンが出ない。

一つ心配なことがある。世間の風向きが正しい方向に変わったのは喜ばしいが、政界に黒田勘兵衛がいないらしい、言論界に福沢諭吉がいるかどうか、心配なところがある。まだ俺の出番があるかな、なんて。こんな失礼なことを言ってはいけませんな。

もうすこし、思案してみましょう。いずれにしてもその節にはご挨拶をします。



同盟はアートである

2014-09-02 09:21:37 | 国際・政治
インドのモディ首相が滞日している。安倍首相の提唱するダイヤモンド構想へ一歩近づいたようだ。「プーチン訪日」でも述べた様に同盟交渉はアートである。

日本の外交史で同盟政策は時系列的に並べると次の様になる。

# 日英同盟 1902-1923
締結は成功であり、日露戦争を勝利に導いた。日露戦争後の講和調停にアメリカが乗り出したのは、日本の成長に脅威を感じたからで、極力日本に不利な調停をした。その後のアメリカの政策目標は日英同盟の延長を阻止する一点に注がれた。

1923年陰に陽に工作していたアメリカは日英同盟を失効させることに成功した。その後1945年日本の敗戦まではアメリカのシナリオ通りに進行した。

# 日本はアメリカの脅威に対抗するために1940年日独伊三国同盟を締結、1941年には日ソ中立条約を結んだ。三国同盟は結果的には失敗した。
すなわちイタリアは第二次大戦にまず敗退、45年5月にはドイツが敗退して意味が無くなった。

# 1945年2月クリミアのヤルタで行われた米英ソの首脳会談で、アメリカはドイツ敗戦後ソ連が中立条約に違反して日本領土に侵入することを約束させた。

1945年4月ソ連のモロトフ外相は駐ソ日本大使に中立条約の破棄を通告した。日本側は、条約は5年間すなわち1946年まで有効、延長をしないという通告なら1946年以降に失効することを指摘、ソ連も同意した。

しかし、1945年8月ソ連は満州、南サハリン、千島列島に侵入した。東京裁判では強者の論理でソ連の横車が通った。

$ こうして振り返ると日本の同盟政策は一勝二敗ということになる。すべては大正末年日英同盟の延長に失敗したことによる。之には様々な理由がありアメリカの外交的働きかけのほうが勝っていたことの他、日本側では日英同盟の功労者である元老山県有朋が老齢で政治的影響力が低下していた上、宮中某重大事件で失脚したことが影響している。

同盟交渉、政策はアートである。安倍さんに出来るかどうかは、来月のプーチン訪日問題の捌き方が判断材料となるであろう。

# 最後に戦後の日米同盟であるが、地政学的に根本的な矛盾をはらんだ条約であり、スムースに機能したのは冷戦の激しい期間だけである。日米同盟の全側面に綿密な考察を加えた議論は存在しないのではないか。危うしと言わざるをえない。



朝日新聞の発行停止命令を出せ

2014-09-02 00:02:32 | 国際・政治
今度の組閣で消費者庁担当は誰かなるのかな。最初の仕事は朝日新聞の発行停止命令だろう。

食品産地偽装や賞味期限改竄も悪質になると消費者庁が営業停止何ヶ月なんて命令を出している。

朝日新聞の「従軍慰安婦」の意図的誤報はその長期間なこと、国民の利益を毀損した深刻さはスーパーやレストランの食品偽装とは比較にならない重大な犯罪である。直ちに営業停止(発行停止)命令を出すべきである。

それと同じ穴の狢であるテレビ朝日には総務省が即刻放送免許停止の措置をとるべきである。