イラクがどうも悲惨な状況のようである。今月のアメリカ兵の死者が、すでに70名を越えた。左の写真は、燃え盛るイギリスの車に子どもが投石している。すでに燃えている車への投石である。イラク人 の、心情が見て取れる。
アメリカの侵略以来、イラク人は65万5千人死亡している。最近のラマダン時期になって、内戦状態が加速している。
右の写真は、17名が死亡した血の海を見入るイラク人たちである。17 名の死亡事件だと、国内では大騒ぎになるはずである。人の命には、軽重がある。これくらいイラク人の死亡など、報道の対象にならないのだろうか。
この戦争の首謀者、ブッシュはここに来て、作戦の変更を考えているとする報道が見られる。どう見直すのかも良く解らないが、泥沼状態であることには変わらない。
尤もラムズフェルドは、いまだ頑強にこの戦争を肯定している。そろそろ考え時ですよ、アメリカさん。思ったことが何一つ達成されていないじゃありませんか。
民主主義も平和も自由も達成されていません。ロシアや中国はアメリカが消耗して、信用が失墜する日を楽しみにしています。