神奈川県横須賀市でタクシー運転手が殺害され、車内にあったカードから脱走米兵の関与が疑われていた。金は取らなかったようだし、カードを落とすなどとん馬な兵隊である。
アメリカは、脱走したことで探していたようである。拘束しても、米兵はアメリカがまず取り調べ る、基本的に治外法権の内にいる。日米地位協定は、凶悪犯には仕方なく譲歩し、身柄を引き渡した。
この男、国籍はナイジェリアである。アメリカは、イラク戦争以来国内の不法滞在者を含め、多くの外人に志願させている。お金だけでなく、市民権を与えるなど甘い扱いによって、頭数を集める 。苦学生などにも特典を与えている。
帰国後、いろいろこ国に注文をつけたり告発されたりするより、危険を顧みず戦闘してくれる彼らの方がよっぽどましである。中南米出身者が圧倒的に多い。
この男は、脱走して一月以上も経っている。何をしていたのか。それよりなぜ脱走したのか、アメリカ側からは何の説明もない。
それにしてもなぜこう多くの駐留米兵は事件を起こすのであろうか? ここでは少し前に、買い物帰りの主婦を撲殺した事件があったし、沖縄では小さな事件は日常的に起きている。米兵の頭の中には、日本を傘下にいしている優越感があるために起きることだと思われる。
こうしたことを受けて、日米地位協定の改定案を、民主党、社民党、国民新党が政府に提出した。
今回の、タクシー運転手刺殺事件は、多くのアメリカの抱える問題を日本で吐き出した感がる。それにしても、脱走の原因を知りたいものである。