そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

ドバイショック

2009-11-29 | 政治と金

Pn2009112801000199___ci0003ペルシャ湾のアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに奇妙な構造物が次々建設されて、3年ほど経つだろうか。キョが銃のオイル豆ーの使い道を、都市建設に使い始めたのである。金ならいく らでもあるとばかりに、使用目的は2の次に建設が始まった。

3341172829 海に飛び出したシャンペングラスのリゾート地は特に目立っている。もう一つが、世界で最も高いビルの建設も始まっている。一見しても何度見てもおかしな構造物である。誰が住むのであろう。カジノでもなく、何らかのビジネスを展開するわけでもない。ドバイのバブルは東南アジアにとっては、大変ありがたいものであった。出稼ぎなどを通じて結構潤っていたようである。Dubaifromtheair001しかし、金の使い方をし知らないのだろうか。

このことが、途上国にとっての不安材料となって、ドルとユーロが安くなったのである。結局日本 の円と中国の元が買われることになった。このたびのドバイショックは、これまでになかった聞きになると思われる。途上国への金融不安であって、リーマンショックに始まる金融危機とは異なるようである。しかし、いずれの場合も、実態のない経済体制が起こしたことでは同じである。

ドバイのバブル崩壊は、いずれ起きるものであった。巨額のマネーが動いているために、何らかの救済が行われるkとになるだろうが、何処がやるのだろう。石油価格がどのように動くのか、金融危機に続く二重のショックとなるとは断定できないが、一層の景気悪化が起きることが予測される。


羅臼港

春誓い羅臼港