そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

戦争の悲劇は自らの国でも起きる

2009-11-07 | アメリカ

Image5550592g 米軍基地で乱射事件がった。銃社会のアメリカでは銃の乱射事件は後を絶たない。世の中に不満がっあたり、組織に対する一時的な感情が引き起こすこの出会った。多くは若者であったり犯罪者であったりする。

今回は場所も犯人もこれまでの乱射事件とは異なっている。場所がアメリカ陸軍最大のフォートフット基地であったこと、犯人が軍医という一応の地位にいる人物であったことである。犯行の動機と思われるのが、イラク派遣が決まっていたことと、彼がイスラム教徒であったことである。

こうした背景に、オバマ大統領もかなりの衝撃を受けているようである。葬儀への出席のために、日本の訪問を一日削った。

事件の背景についての詳細な情報はないが、ある程度の年齢を重ねたものにとって、宗教的なR 自尊心と理念をイラク派遣の中で解決できなかったのではないかと推察される。やり場のない怒りか、あるいは自らの立場との矛盾に苦悩したのであろう。

アメリカの行った戦争の無人を個人が負うことはにと思われる。アメリカには、クエーカー教徒たちが利用する、良心的兵役拒否をここなうシステムもある。そうしたことまで考えば及ばなかったのであろうか。

それにしても怖ろしい事件であるが、アメリカの銃社会の恐ろしさを垣間見た気がする。

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