そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

検察の暴走の意味するものは何か

2010-02-19 | 政治と金

忘れやすい日本人はすでに、「郵便不正事件」をはるか忘却の彼方に送ってしまった感がある。今月16日に7回目の公判があり、すっかり検察のでっち上げ事件がばれてしまった。又々検察の横暴、暴走である。

事件は、当時厚生省労働局長であった村木厚子氏が障害者優遇制度の証明文書をでっち上Photo げて、凛の会という団体に莫大な利益をもたらしたという不正事件である。これに係わったのが、民主党石井一議員であり、村木氏は口利きを受けたとされたのである。

しかし今月の公判では、村木氏は凛の会の倉沢邦夫氏と面会した記録もなく、石井議員との接触した事実も無いとされた。村木氏が指示したという、部下の係長は「検察による壮大な虚構」であり、村木氏の指示を否定した。村木氏の上司の塩田元労働局長も、彼女の指示はなかったと証言する始末である。

倉沢被告に至っては、検察との口裏合わせもバレてしまったのである。村木氏は一貫して事実関係を否定し続けている。供述書に署名した塩田元部長は、検察に良いからここに署名しなさいと言われて、署名したと証言している。文書も読めずことの重大性も認識できない、何たる官僚か!

村木氏は元々”キャリア女性の星”と評判の官僚であった。障害者雇用や少子化対策、女性地位の向上に尽力を尽くし、極めて評判の高かった女性である。現在は「村木厚子さんを支持する会」がほとんど、自然発生的にたちあがっている。公判内容についても恣意的な内容でもなく知らせてくれる。http://www.airinkai.or.jp/muraki_sien/index.html

大阪地検特捜部は、汚点を残してしまった。検察は何が目的なのかは判然とはしないが、近ごろこうした横暴が目についてならない。村木氏のキャリアの対する、何らかのアクションとしか見ることができない。

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