目が死んで右往左往するし声が細く小さくて聞きとれない。
執務に自信がなければ身を引くべきである。犠牲になるのは国民である。こんな男の犠牲なるなんてまっぴらごめんである。
立憲民主党と共産党のなどが、オリンピック・パラリンピック開催について、衆参の予算委員会で菅義偉総理に問いただした。
「感染急増でも開催するのか」「ステージ4でもやるのか、3だとどうするのか」「どれくらいの関係者が来日するのか」「国民の命、暮らしを守ることと開催は両立しない」「決断は早い方がいい」「バッハ会長と強行するかどうか話し合ったらどうか」などと、とにかく五輪開催について何を問われても、
菅⾸相は「選⼿や⼤会関係者の感染対策をしっかり講じ、安⼼して参加できるようにするとともに、国⺠の命と健康を守ることが開催にあたっての私の基本的な考え⽅だ」
としか答えない。あるいはこの一部を口にするだけである。これだけ同じことを言うのであれば、諳んじてても良いはずであるが、官僚文書に目を落として読み上げるだけである。ボソボソと。
ワクチン接種のスケジュールも不透明である。遅々として進んでもいない。選手を朝晩PCR顕っするということに至っては、人数もの掌握も方法すら提示できないし、人員確保もままならない。日本の発生状況はさざ波提訴と部下が発言しても、問いただすことも謝罪もしない。急転直下何かが好転するのを待っているのであろうか。
これから先中止の決断は、昨日の回答を見るとほぼ不可能である。菅に決断の度量はない。裁量もない。
そんなに政権運営に自信がなければ、町の何処かが潰瘍になったとかいって、政権の座を譲ればよいだろう。オリンピック・パラリンピック開催しか考えていない硬直した姿勢を崩すことはなかった。