そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

「爺ちゃんはガザを爆撃するために生き残ったのではない」という

2021-05-23 | 中東

パレスチナとイスラエルが停戦に合意した。このことは歓迎されなければならないとは思うが、パレスチナは当初の目的の最低限は達成したともいえる。 新型コロナとハマスによって延命している、ネタニアフはあだ花を咲かせておきたかったのであろうか。 イスラエルは建国後4度の中東戦争を起こしている。その間の死者の比率は285対1である。圧倒的な勝利はいつもイスラエルの側にある。財力と技術でアラブ諸国を圧倒している。 私たちはナチスによるホロコースト(民族浄化作戦)で、ユダヤ民族が大量に虐殺されたことを学んでいる。戦後彼らはパレスチナの地にユダヤの国を建国した。ユダヤ人は多民族に対して、ホロコーストの経験を生かしてさぞかし優しい国家を建国するものと誰もが思ったはずである。 ところが現実は逆である。今回のガザ地区の空爆を見ればイスラエルの技術の高さが見て取れる。ここには正邪の論理などない。屈強なプロレスラーが10才の子供と戦って、どちらが悪いという論理が通用するはずもない。 強者は弱者の論理を静かに耳を傾けなければならない。それができないのは、彼らがホロコーストの歴史を踏みにじっていることになる。

コメント (3)
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